今年1年を振り返り。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 ともちゃんは一足早く仕事納めということで、2022年を振り返りたいと思います。 2022年も色んなことがありました。 悲しいこともあれば嬉しいこともありまし
バイカルアザラシ クチャ ありがとう
12月27日にバイカルアザラシのクチャが死亡しました。19歳でした。バイカルアザラシは自然界でも56歳まで生きた記録があります。鳥羽水族館でも国内飼育記録更新中の推定41歳のナターシャがいます。まだまだ若い個体でした。ご
こっそりニハイチュウ
ニハイチュウ類(二胚動物)はタコやイカ類の腎嚢内だけで見つかり、そこで栄養豊富な尿を餌にしている小さな生物です。タコやイカに対して(ヒトにも)特に悪さはしないと考えられています。 体のつくりはとてもシンプルで、多細胞生物
2022年も残りわずかですね。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 気が付けばクリスマスが終わっていました…。 そろそろ年の瀬、皆様の2022年はどのような1年でしたでしょうか? 寒さが増してきて外作業はかなり体
突然始まった撮影会
先日、いつものように閉館後の館内掃除を行っていると何やら視線を感じました。 ハイイロアザラシの『バルト』です。咄嗟にスマホで撮影したので、私が写り込みしてます。すいません。 他のアシカ・アザラシは寝ている中、バルトだけは
ヒメキンカライソギンチャクが作り出す「擬貝」
ジンゴロウヤドカリと共生する、こちらのヒメキンカライソギンチャク↓↓ 今年4月に新種として発表され、学名は小説「魔法使いハウルと火の悪魔」に登場する火の悪魔「カルシファー」から、Stylobates calcifer(ス
落とし物は贈り物
セミの抜け殻。鳥の羽。ピカピカのタカラ貝。 幼い頃はちょっとしたものを、拾って嬉しくなってみたり。その感覚は大人(?)になった今でも少なからずあるようで。 これは先日【やまおか】さんの飼育日記に登場したシロ
アシカショーステージがクリスマス仕様です!
こんにちは!自称アシカショーステージ装飾担当リーダーのしんどぅです!笑 いよいよクリスマス本番がやってきます!! 昨年はハロウィンの時にステージを装飾しましたが、今年はクリスマス!!! ということで、アシカショーステージ
「やまおかの推し魚」第15回 シロワニ
やまおかの推し魚、今回は「シロワニ」です! 昔はサメのことをワニと呼んでいたことから、この名前がつけられたと言われています。 キレのある目や鋭い歯で、半端なく怖そうな見た目をしていますが、実はとても大人しく温厚な性格のサ
ヒトデスイクチムシの糞便?
ヒトデスイクチムシの仲間は、地中海とアメリカ西海岸、それと日本の熊野灘から見つかった3種、計5種類だけからなる小さなグループです。単純な円盤状の姿、これでゴカイと同じ仲間(多毛類)とは驚きです。 個人的に好きな(興味深い
そ~れが、君~らの、タイミング。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 今年も残すところ、あと10日ほど。 日に日に寒くなってきましたね。 セイウチたちは体重が増えて発情期に向けて邁進中です。 円滑な交尾環境を整えるため、2頭の
バラハナダイ療養中
今、予備水槽でバラハナダイが療養中です。 バラハナダイは桃色と黄色の体色が美しいハタ科の魚で、伊豆半島以南の水深35~200mあたり、やや深場の岩礁域に生息します。時々、釣り採集で採集されることがあるようです。 本個体が