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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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オウムガイの浮き沈み

オウムガイ好きの皆さんならご存知でしょう。オウムガイ類の殻の内部はいくつかの部屋(隔室)に仕切られています。この隔室の中は気体で満たされていて、浮力調整に役立っています。 隔室はオウムガイが成長するたびに増設されていきま

ツノナガコブシ

今回紹介するのは、へんな生きもの研究所のアパート水槽で飼育中のツノナガコブシ Leucosia anatum、私の「推しカニ」のひとつです。 本種は浅い近海の砂浜などに生息する小型のカニで、甲幅は約2.5cmほど。甲羅の

ヒョウモンダコがやってきた

いつもお世話になっている石鏡の漁師さんからヒョウモンダコをいただきました。久しぶりの入館です。 ヒョウモンダコは毎年確実に入館するわけではありませんが、鳥羽では秋頃に(11月あたりから)目撃情報が入ります。これは、ヒョウ

アカグツを展示しました。(※現在は展示終了)

本日、へんな生きもの研究所にアカグツを展示しました。本種は久しぶりの登場です。 アカグツはアンコウの仲間で扁平な体がユーモラスですが、長期飼育はかなり難しい魚種になります。これまで入館した個体もすべて短期間で展示終了…

クリスマスのオーナメント的な

年々クリスマス商戦の開始時期が早くなり、11月に入ると街はすっかりクリスマスムードですね。 鳥羽水族館でも明日からクリスマスイベント「トバスイ☆クリスマス2024」が開催です! さて。 イベントとは直接関係ない話題ですが

ポウちゃん、今年も大きくなれよぉ~。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   さてさて、お久しぶりの「セイウチたちの体重事情」です。 ポウちゃんの本日の体重は1202kgでした。 去年の同じ時季は1180kgほどでしたので、まぁ例年通りかなと思いま

亀甲きっと吉兆

皆さんこんにちは。 カメキチ先輩に潜水ダイバーへの洗礼?を受けましたまえだです。 普段は隣の隔離スペースへご移動願うのですが、この日は水門の開閉ができるスタッフがおらず久しぶりに同居での潜水掃除でした。   そ

1年前、ヤマトゴカクナマコのようなナマコを見つけました

飼育開始からちょうど1年経過したのを機に、遅ればせながらの新入り紹介です。 現在、へんな生きもの研究所のアパート水槽で飼育中のヤマトゴカクナマコPentacta nipponensis(ヤセオコゼと同居)です。 「飼育し

イチゴとリンゴ

今、へんな生きもの研究所では、2021年に和歌山県新宮沖の水深200-500mで採集した、小さなイソギンチャクをひっそりと飼育しています。採集当時の大きさ(盤の直径)は1㎜ほど、肉眼で何とか存在が確認できる幼若サイズでし

寒くなってきましたね。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   寒くなってきました。 セイウチたちはボクたち飼育員と反比例するように、動きや摂餌意欲が増していきます。 1年に1回の繁殖シーズンですからね、彼らにとっては「待ってました!

おペンハウスとグッドバイ

どうも平凡飼育員です。(由来は過去記事からどーぞ) 現在当館にいるフンボルトペンギンの約2割は20歳を超えています。彼らの寿命は20歳くらいと言われているので高齢個体が多いと言えます。現在は元気な個体でも、加齢とともに体

オウムガイの漏斗

今回の飼育日記もオウムガイの話題です。 オウムガイはイカやタコと同じ頭足類の一員なので、水を吹き出す漏斗(ろうと)を持っています。先日の給餌の際、漏斗から水を吹き出す様子がが良い感じに撮影できたので紹介します。後ほど公式