今、熊野灘の水深200〜300mで採集した3種のタコを飼育しています。水槽をのぞくうちに「種によって性格が違うなあ…」と感じる場面が増えてきたので、今日はその様子をゆるく解説してみます。 まず、へんな生きもの研究所のアパ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
アステロミゾストマム成長中
去年の1月に熊野灘の漸深海帯で採集した珍しいスイクチムシの仲間 Asteromyzostomum sp. を飼育しています(ちなみにAsteromyzostomumには和名がありません。カタカナ読みにすればアステロミゾス
読むとシャコに詳しくなれます
今回は… こちらにむかって綺麗な決めポーズで写真を撮らせてくれた「トラフシャコ」をご紹介。 名前にもあるとおり、トラ柄の模様がとても美しいシャコです☻ シャコといえば捕脚(ほきゃく)を使った「パンチ」での狩りが特徴的。
まだ名前が付いていないシダムシを見つけました
シダムシという生物をご存じでしょうか? ヒトデの体腔内に寄生する甲殻類で、フジツボの仲間と比較的近縁です。 飼育日記で紹介するのは1年半ぶりですが、実はシダムシは私の「推し生物」でもあります。過去に熊野灘で見つけて研究者
アオリイカを搬入しました
どうも、イカ様飼育員のつじです。 毎年のことではございますが、 船を運転して、 アオリイカを釣獲し、 水槽へ無事搬入しました。 水槽投入直後なので隅っこで小さくなっていますが、 数日経てば悠々と泳ぎ出すと思います。 この
企画展もラストスパート!熊野灘沖合底引き網採集に行ってきました
企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」 11月3日(月・祝)の閉幕まであと1週間を切りました。まだの方はお早めに! さて、企画展で展示する生物をさらに充実させるため、火曜日に沖合底曳き網採
こちらも新種です!チンボクウデナガヨコエビ
2019年10月に熊野灘の水深200〜300m付近で採集した美しいピンク色のヨコエビがこのたび新種として発表されました! 研究者によって付けられた名前は、チンボクウデナガヨコエビ Lobatoradarea lignor
新種!“薄桃色”のイソギンチャク
このたび熊本大学の吉川准教授ら研究チームと合同で、熊野灘の漸深海帯に生息するツキソメイソギンチャクを新種記載しました。 本種は自らの分泌物でヤドカリの“宿”となる特異な構造を作り出し、さらに、通常の餌以外にヤドカリの糞を






