皆さんこんにちは、やはたです。 今回は、アシカやアザラシの話題!!ではなく、、 ザリガニのお話をしたいと思います^^ 私事ですが、昨年からアシカアザラシの担当に加え、ザリガニも担当することにな
カテゴリー: 08 無脊椎動物

パラオオウムガイ B13・B14 孵化から2ヶ月経過
3月7日と11日に孵化したパラオオウムガイB13とB14が、孵化から2ヶ月経過しました(個体識別番号の「B」は、パラオオウムガイの学名 Nautilus belauensis に由来しています)。 ↑B13 ↓B14 ど

アオリイカの稚イカを展示開始
どうも、イカ様飼育員のつじです。 展示しているアオリイカは今年の2月から交接、産卵を開始しました。 産み付けられた卵は順調に発生して、先月から徐々に孵化を開始しました。 稚イカのサイズはおおよそ15〜20mmです。これか

気になる小さなイソギンチャクがいました
2020年に熊野灘の深海から見つかったイソギンチャクの仲間が、新種「ゲンシカイキ」 Neotenactis amateras として新種記載されたと3月にお伝えしました。本種はこれまでに公式には日本で確認されていなかった

イカ様飼育員から二つのお願い
どうもイカ様飼育員のつじです。 新緑の眩しい今日この頃、イカ様飼育員の第一章が幕を閉じようとしてます。 そう、アオリイカの産卵期です。 今期搬入した個体も3月頃から交接行動を開始し、 現在産み付けられた卵塊が水槽内でご覧

新種シロムクペリケリスひっそりと初展示!
熊野灘の水深約300m、深海に沈んだ木から発見された目がない真っ白なヒラムシ「シロムクペリケリス」。 多くのヒラムシが浅瀬に暮らし、カラフルな色をもつ中で、本種は雪のような白さと白無垢姿を思わせる姿が特徴です。 昨年、新

深海のプラごみ…ではなく
沖合底引き網で深海生物採集をすると、たまにこんなプラごみのようなチューブが掛かってくることがあります。 長さは11-12cmほど。透明で適度に軟らかな質感です。 当初、正体不明だったのですが、8年ほど前にこれがツノイソメ

新種ヤドカリタテソコエビを展示しました
昨日は恒例の熊野灘底引き網生物採集でした。2013年から通算63回目の乗船になります。今回は、色々と興味深い生物が採集できたのですが、その中の一つを紹介します。 ヤドカリタテソコエビ Metopelloides lowr

久しぶりに重なっています
先日、竹島水族館さんから戴いたカガミモチウニ。 ご存じの方も多いかと思いますが、本種は熊野灘の水深280m以深に生息する深海性のウニで、メスの上にオスが「鏡餅」のように重なる興味深い生態が知られています(重なるのは繁殖に