先日、久しぶりにクリオネ(ハダカカメガイ)の餌であるミジンウキマイマイが手に入ったので給餌をおこないました。 ミジンウキマイマイは殻径5㎜ほどの小さな貝(広義では、クリオネと同じくウミウシの仲間になります)で、翼足を使っ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
青いユビノウハナガサウミウシ
本日、へんな生きもの研究所に新入りウミウシが3個体入館しました。当初、種類がはっきりしなかったのですが、到着後、あらためて調べてみるとどうやらユビノウハナガサウミウシのようです。 本種は全身白色がスタンダードですが、カラ
どんどん成長しても孵化はまだまだ
パラオオウムガイの卵発生が進んでいます!と紹介したのが2週間前。 オウムガイ類の卵は水温23-24℃で、孵化まで10ヶ月ほど掛かるので、1、2週間程度ではそれほど変化ないんじゃ?と思われるかもしれませんが、実際はどうなの
パラオオウムガイ発生中!
パラオオウムガイはパラオ周辺に生息する種類で、国内では鳥羽水族館だけで飼育されている希少種です。 去年の秋に担当が変わったこともあり、先日、久しぶりにパラオオウムガイの卵の状況を確認したのですが、いくつかで発生が進んでい
吾輩はタコである。名前はまだない
先日、熊野灘の水深200-300mで採集した種類不明タコ。 時間を見つけて調べてはいるんですけどね、体が柔らかなタコは分類形質が少ないこともあって、種類判別はかなり難航… 正直言って「沼」、底なし沼だわ。 体色が変化して
コブセミエビが脱皮しました
今朝、へんな生きもの研究所を見回り中、アパート水槽のコブセミエビが脱皮していることに気が付きました。 脱皮殻↓ 本個体は10月に鳥羽湾で採集されたもの。 コブセミエビを鳥羽湾内で見かけることは珍しいので、へんな生きもの研
ヒラアシクモガニのWエビヤドリムシ
先日の底曳き網で水深150mからヒラアシクモガニを1匹採集したのですが、残念ながら水面に引き上げた時点で死んでいました。 それでも大事に水族館に持ち帰ったのは、甲らの左側がコブ状にふくれていたからです。 このコブの中にエ