熊野灘の深海に生息するカガミモチウニ(かわいい!) 本種は2020年まで学名しかなく(Prionechinus forbesianus)、標準和名が提唱されていなかったため海洋生物取り扱い業者などでは「ピンクウニ」の名称
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ムラサキオカヤドカリの引っ越しを手伝う話
へんな生きもの研究所ではムラサキオカヤドカリを展示しています。 熱帯域に分布するヤドカリの仲間で名前の通り海岸付近の陸上で生活しています。 最近ふと思うのは、引っ越しのプロでもある彼らはちゃんと貝の引っ越しを出来ているの
鳥羽水初記録(?)の多毛類
テンションが上がる時~! それは思いがけず、お初の生物の姿を見つけた時。 出会いは偶然。ふと覗いた予備水槽で菅島沖で採集したツノマタカイメンの表面にオレンジ色の“何か”がいることに気が付きました。 ゴカイ(多毛類)? 拡
ニシキエビ脱皮しました
以前の飼育日記で、鮮度が良い冷凍シバエビをゴシキエビとニシキエビに与えたら、脱皮後の体色がびっくりするほどきれいになった!とお伝えしました。 その脱皮してびっくりするほどきれいになった予備水槽のニシキエビが、7月26日に
ヒトデの声が聞こえる
へんな生き物研究所で飼育中のニチリンヒトデ(左)。 本種の餌はナマコやヒトデ類なので入手が難しく、この個体は1月に入館してからもう半年も何も食べていません…と先日の飼育日記で紹介したばかりですが。 先日の土曜日、水槽をふ
夏だから(?)脱ぎました!
今朝、コーラルリーフダイビングソーンの展示水槽でゴシキエビが脱皮しました! ちなみに、ゴシキエビやニシキエビは水槽内で長期間飼育していると、徐々に殻の色が退色していく傾向があります。 当館では主に嗜好性が高いマアジやオオ
アステロミゾストムム 成長中
1月に熊野灘の漸深海帯で採集した珍しいスイクチムシ Asteromyzostomum sp.の成長を観察しています。 この仲間はこれまでに北極から3種、南極から1種が報告されているだけなので(ちなみに、キクラゲのような姿
コブシメの赤ちゃんを展示しました!
コブシメをコーラルリーフダイビングゾーンで展示しました。6月に生まれたばかりの赤ちゃんです。 コブシメは成長すると、全長40cm以上にもなる大型のコウイカの仲間ですが、今はまだ全長1.5~2cmくらいの小さな赤ちゃんたち