シダムシという生物をご存じでしょうか? ヒトデの体腔内に寄生する甲殻類で、フジツボの仲間と比較的近縁です。 飼育日記で紹介するのは1年半ぶりですが、実はシダムシは私の「推し生物」でもあります。過去に熊野灘で見つけて研究者
投稿者: もりたき
企画展もラストスパート!熊野灘沖合底引き網採集に行ってきました
企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」 11月3日(月・祝)の閉幕まであと1週間を切りました。まだの方はお早めに! さて、企画展で展示する生物をさらに充実させるため、火曜日に沖合底曳き網採
こちらも新種です!チンボクウデナガヨコエビ
2019年10月に熊野灘の水深200〜300m付近で採集した美しいピンク色のヨコエビがこのたび新種として発表されました! 研究者によって付けられた名前は、チンボクウデナガヨコエビ Lobatoradarea lignor
新種!“薄桃色”のイソギンチャク
このたび熊本大学の吉川准教授ら研究チームと合同で、熊野灘の漸深海帯に生息するツキソメイソギンチャクを新種記載しました。 本種は自らの分泌物でヤドカリの“宿”となる特異な構造を作り出し、さらに、通常の餌以外にヤドカリの糞を
気付けばパラオオウムガイB13が7ヶ月齢
先日の宿直中に見かけたパラオオウムガイのB13とB14(Bはパラオオウムガイの学名Nautilus belauensisから)。 気付けば、もうすぐ7ヶ月齢。2匹とも状態は良好で、順調に育っているように感じます。 実は、
巨大なタイワンダイオウグソクムシがやってきた!
現在開催中の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」は11月3日(月・祝)まで。いよいよ後半戦です。未訪問の方はぜひお早めに! 企画展の目玉の一つ、タイワンダイオウグソクムシ Bathyno
採って出しの貴重な標本
現在開催中の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」では、深海で採集された貴重な生物標本を多数展示しています。 一部は東海大学博物館からお借りした魚類標本で、ラベルには採集場所・日時・採集者
カサアシガゼじゃないか!
そろそろ深海生物のシーズン突入! 11月3日まで開催中の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」もニューカマーをスカウトしに行かなければ… さて。4月に紀伊長島沖水深200-300mで沖合底
ベトナムだけどタイワン
企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」(11月3日まで開催中)で公開中のタイワンダイオウグソクムシBathynomus jamesi 元々、本種に和名はなく、昨年、別の水族館で標本が公開さ






