前回の飼育日記で紹介したカコボラ(加古法螺)のカコは昔の言葉で「水夫、船乗り」を意味します。ちなみにオウムガイNautilusもギリシャ語 naus「水夫、船乗り」に由来するので、偶然、語源が同じでしたね。 さて、今回は
投稿者: もりたき
オウムガイの雌雄判別
前回の飼育日記で一部、間違いがありました。 「先住のパラオオウムガイ№105(オス)が興奮していきなり交接したのは、オスの№117だった…」と書き込んだのですが… すみません。№117はオスではなくて、ちゃんとメスでした
タイノエのマンカ幼生が誕生しました!
先日、伊勢志摩の海ゾーンにある水槽の中を多数のマンカ幼生が泳ぎ回っていたので回収しました。 タイノエはダンゴムシと同じ等脚目、ウオノエの仲間です。普段はマダイやチダイなどの口腔内に寄生して、口の中で成熟すると、子ども(マ
パラオオウムガイがやってきた!
先日10月20日に新たなパラオオウムガイが加わり、それまでいた個体と合わせて総勢13個体の大所帯となりました! 現在、オウムガイの仲間は個体数が減少しており、保護のため国際取引に制限が設けられているため入手が困難になって
赤いサボテンは夜開く
前回の飼育日記で福岡県のマリンワールド海の中道さんからウミサボテンCavernularia elegansを頂いたと書き込みましたが、こちらは毎朝、元気良く伸びています。 夜行性である彼らは、夜に伸長します。 日中は砂の
小さなコブセミエビが入館しました
昨日、小さなコブセミエビが新しく仲間入りしました。全長8cmの幼若個体です。成長すると全長30cmを超えますが、こんな小さな個体は初めて見ました。 これは市内のイセエビ刺網に掛かったものらしく、アシカショー担当のりゅーく
テヅルモヅル類の遷移?
意外な人気者、テヅルモヅル。 木の枝のように細かく分岐した腕を使って海中を漂うプランクトン等を捕食するクモヒトデの仲間です。 水族館では、主に伊勢志摩地方の漁師さんから頂くことが多いのですが、最近は、何故かサメハダテヅル