明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。 昨年、私は飼育日記を62回書き込んだのですが、1999年から2023年まで25年間の投稿数のアベレージは107回/年。またしても平均を下回りました…。何とか今年
投稿者: もりたき

コブセミエビが脱皮しました
今朝、へんな生きもの研究所を見回り中、アパート水槽のコブセミエビが脱皮していることに気が付きました。 脱皮殻↓ 本個体は10月に鳥羽湾で採集されたもの。 コブセミエビを鳥羽湾内で見かけることは珍しいので、へんな生きもの研

ヒラアシクモガニのWエビヤドリムシ
先日の底曳き網で水深150mからヒラアシクモガニを1匹採集したのですが、残念ながら水面に引き上げた時点で死んでいました。 それでも大事に水族館に持ち帰ったのは、甲らの左側がコブ状にふくれていたからです。 このコブの中にエ

ひとまず背負ってみる
先月、いつもお世話になっている菅島の漁師さん(幸進丸)からトゲミズヒキガニを頂きました。私が記憶する限り、本種の入館は初めてだと思います。 今、へんな生きもの研究所で飼育しています。入館直後の様子はこんな感じ。 この仲間

クリオネの展示再開しました!
昨日、待望のクリオネ(ハダカカメガイ)が入館しました! 実は、昨今の地球温暖化の影響なのか、毎年冬季にオホーツク海(網走)で採集されていたクリオネが昨シーズンは全く採れませんでした… 鳥羽水族館では今年の2月に最後の飼育

オウムガイの浮き沈み
オウムガイ好きの皆さんならご存知でしょう。オウムガイ類の殻の内部はいくつかの部屋(隔室)に仕切られています。この隔室の中は気体で満たされていて、浮力調整に役立っています。 隔室はオウムガイが成長するたびに増設されていきま