赤ちゃんパラオオウムガイのB13 とB14が孵化後およそ1ヶ月経過したので報告します(Nautilus belauensis 13番目、14番目の孵化個体)。 ご存じのように、オウムガイ類の赤ちゃんは親とそっくりのミニチ
投稿者: もりたき

久しぶりのカガミモチウニ
先日、竹島水族館さんからタカアシガニなどと一緒にいただいた沈木にカガミモチウニがいくつも付いていました。 ご存じの方も多いかと思いますが、このカガミモチウニは熊野灘の水深280m以深に生息する深海性のウニ。 ウニとしては

新種のイソギンチャク、ゲンシカイキ !
このたび水族館で発見した深海のイソギンチャクが新種記載されました! ゲンシカイキ Neotenactis amaterasです。 本種はこれまでに世界で2属2種しか知られていないムカシギンチャクの仲間で、この仲間としては

深海のOligocladus属ヒラムシに遭遇!
海底で程よく朽ちた沈木には、そこを拠り所にする魅力的な生物が見つかることがあります(沈木生物群集)。 私はこれまでに熊野灘の底引き網で採集した沈木から14種の生物を確認していて、そのうち3種が新種記載されました(チンボク

孵化しました!そしてオウムガイ3種の違い
先日、出社すると今シーズン2匹目のパラオオウムガイが孵化していました。 …私の予想はまたしてもハズレ。 孵化まであと1週間ほどかかると思ったのですが… さて。 海洋生物のデータベースWoRMS(国際海洋生物種目録)による

アカイセエビが脱皮しました
小笠原諸島及び伊豆諸島の一部海域に分布するアカイセエビPanulirus brunneiflagellum ですが、まれに紀伊半島などで見つかることがあります。 現在、鳥羽水族館の伊勢志摩の海ゾーンで飼育中の若いアカイセ

6年ぶりにパラオオウムガイが孵化しました
飼育日記で発生状況をお伝えしていたパラオオウムガイですが、今朝、無事に孵化したことを確認しました! 動画を加工したものなのでボケていますが、こんな感じ。 毎度のことながら、水槽の中でゆっくりと浮沈を繰り返す赤ちゃんオウム

へそが見えたら2週間
たびたびお伝えしているパラオオウムガイの発生状況です。 2月の中旬頃まで直立していた卵(と胚)ですが… 2月8日撮影 先日、横倒しになったことを確認しました。 2月15日撮影 実は、オウムガイの殻は隔室で仕切られていて、