昨年の12月に尾鷲沖水深200-300mで採集した正体不明タコ。まだ種類はわかりません。 さて、そんなタコですが、先日、水槽のガラス面に張り付く姿を見かけました。 ここで違和感を覚えたあなた!なかなかの観察“眼”の持ち主
投稿者: もりたき

ミジンウキマイマイを与えてみた
先日、久しぶりにクリオネ(ハダカカメガイ)の餌であるミジンウキマイマイが手に入ったので給餌をおこないました。 ミジンウキマイマイは殻径5㎜ほどの小さな貝(広義では、クリオネと同じくウミウシの仲間になります)で、翼足を使っ

青いユビノウハナガサウミウシ
本日、へんな生きもの研究所に新入りウミウシが3個体入館しました。当初、種類がはっきりしなかったのですが、到着後、あらためて調べてみるとどうやらユビノウハナガサウミウシのようです。 本種は全身白色がスタンダードですが、カラ

どんどん成長しても孵化はまだまだ
パラオオウムガイの卵発生が進んでいます!と紹介したのが2週間前。 オウムガイ類の卵は水温23-24℃で、孵化まで10ヶ月ほど掛かるので、1、2週間程度ではそれほど変化ないんじゃ?と思われるかもしれませんが、実際はどうなの

アズマハナダイが入館しました
先日、アズマハナダイ1匹を譲り受けたので、伊勢志摩の海ゾーンにあるサクラダイ水槽に導入しました。 アズマハナダイは本州中部以南のやや深場に生息する小型魚で、深海釣りなどで採集されることがあるようです。 ↓搬入先はこちら。

リュウグウノツカイが現れた!
18日の朝、大紀町錦漁港の漁師さんから「定置網に生きたリュウグウノツカイが入った」との連絡を受けました。 残念ながら、第一報の直後には死んでしまいましたが、貴重な標本として譲り受けました。 全長133.6cm(後端は欠損

パラオオウムガイ発生中!
パラオオウムガイはパラオ周辺に生息する種類で、国内では鳥羽水族館だけで飼育されている希少種です。 去年の秋に担当が変わったこともあり、先日、久しぶりにパラオオウムガイの卵の状況を確認したのですが、いくつかで発生が進んでい

吾輩はタコである。名前はまだない
先日、熊野灘の水深200-300mで採集した種類不明タコ。 時間を見つけて調べてはいるんですけどね、体が柔らかなタコは分類形質が少ないこともあって、種類判別はかなり難航… 正直言って「沼」、底なし沼だわ。 体色が変化して