鳥羽水族館の夏の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー」の特別イベントとして、深海の不思議と驚きに迫るトークセミナー「珍種ハンターの深海トーク!!」を開催します。 【開催日】2025年8月4日(月)、8月8日(金)【
投稿者: もりたき

アカイセエビが脱皮しました
アカイセエビ Panulirus brunneiflagellum は、小笠原諸島や伊豆諸島の一部の海域に分布するイセエビの仲間で、紀伊半島の串本周辺でもまれに確認されているようですが、三重県での採集記録は見当たりません

フウセンイソギンチャクを食べるウミウシとウミグモ
企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」では、目玉のタイワンダイオウグソクムシに加え、熊野灘で採集された実物の深海生物21種・約30点を展示しています。過酷な環境に適応し、独自の進化を遂げた

日本初展示!タイワンダイオウグソクムシ
昨日より夏の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」が始まりました! 連日準備作業に追われていたので、始ったばかりなのに「やり切った感」がハンパないですが、気持ちを切り替えて11月3日まで走

脱ぎ捨てられたマルヒメエボシ
先日、予備水槽を見ると、5月に熊野灘の沖合底引き網で採集したタカアシガニが するんと脱皮していました。 お見事!(左が脱皮殻)でも、今回は脱いだ方ではなく、脱ぎ捨てられた方の話題です。 タカアシガニの体には数種のエボシガ

ワクドキ深海アドベンチャー
この夏、鳥羽水族館では企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」を開催します。2025年7月19日(土)から11月3日(月・祝)まで。 企画展では、熊野灘の漸深海帯で見つかった新種生物の紹介や

アカエラミノウミウシ属、飼育5ヶ月経過!
今年1月に尾鷲沖の水深430mから採集したアカエラミノウミウシ属の一種。採集した当初は、背中の突起(背側突起)がかなり脱落していて、正直「この状態で大丈夫かな……」と不安もありました。 採集直後、1月の姿。 ところが、予

ジンゴロウヤドカリとヒメキンカライソギンチャク
ヒメキンカライソギンチャクは、ジンゴロウヤドカリが背負う巻貝の上に付着し、その貝殻を自らの体で覆いながら“増築”していくという、非常に珍しい生態を持ちます。 2022年に Stylobates calciferの学名で新