昨日より夏の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」が始まりました!
連日準備作業に追われていたので、始ったばかりなのに「やり切った感」がハンパないですが、気持ちを切り替えて11月3日まで走り抜きますよ!
潜水艦をモチーフとした臨場感あふれる会場はなかなか良い雰囲気です。
そんな中で、目玉の一つは国内初となるタイワンダイオウグソクムシBathynomus jamesi の生体展示!
オス3匹とメス1匹が入館しました。
会場内では潜水艦の窓からのぞく雰囲気で展示しています。
これがタイワンダイオウグソクムシ。
てか…普通のダイオウグソクムシじゃね?と思われたあなた!よく見ると違うんですよ。
今回、比較のために半面コラージュを作成してみました。
ダイオウグソクムシ(左)とタイワンダイオウグソクムシ(右)
こうやって比較すると頭部の先端にある頭楯(とうじゅん)の形と、複眼の上の嶺(でっぱり部分)が大きく違うことがよくわかりますね。タイワンダイオウは眉山の位置が中心寄りといった感じでしょうか。
あと、タイワンダイオウの体は若干平たく、幅広です。
もちろん生息地域も異なります(ダイオウはメキシコ湾、タイワンダイオウは東シナ海)
是非、会場に来てご覧ください。
本企画展は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けて実施しています。
【飼育研究部 森滝丈也】
                        
                            
                            
                                                    
                            
                            
                        




    
		