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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

飲食の養は人生日用専一の補

飲食の養は人生日用専一の補

はじめまして、じょんどぅと申します。

早速ですが、飼育日記を始めていきましょう。

 

『飲食は生命の養也』 江戸時代の書物『養生訓』には、そんな一節があります。

これはなにもヒトに限った話ではなく、 動物たちにとっても、飲食はとても大切なものです。 ラッコやイルカ、アザラシのような潜水哺乳類ももちろんそうです。 特に彼らは、体温は常に周りの水に奪われ、息を止めて潜り、再び水面で呼吸するという生活を繰り返しています。 そのなかでは、低酸素状態と再酸素化を行き来する場面も多く、 体にとって負荷のかかる条件を経験しやすい生き物だと言えます。ですから、彼らの体を作る基本となる食は、如実に生命の養となるのです。

……さて、少し難しい話になりましたが、 ここで言いたいことは、とても単純です。 キラに、イカを残さず食べてほしいのです。

 

 

ラッコの餌にはイカも含まれているのですが、キラは軟骨の一部を食べずに私たち給餌者に返してきます。写真はキラが返してきたイカの軟骨です。

 

返してきた軟骨をもう一度キラに渡すと、渋々?食べてくれることがあります。ちゃんと食べれるものだと分かっていて、それでもなお、給餌者に返してきているのですから、単なる好き嫌いですかね。

 

・・・そっと返したつもりかもしれませんが気付いてますよ?

 

【飼育研究部 じょんどぅ】

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