熊野灘の深海に生息するカガミモチウニ(かわいい!) 本種は2020年まで学名しかなく(Prionechinus forbesianus)、標準和名が提唱されていなかったため海洋生物取り扱い業者などでは「ピンクウニ」の名称
投稿者: もりたき
鳥羽水初記録(?)の多毛類
テンションが上がる時~! それは思いがけず、お初の生物の姿を見つけた時。 出会いは偶然。ふと覗いた予備水槽で菅島沖で採集したツノマタカイメンの表面にオレンジ色の“何か”がいることに気が付きました。 ゴカイ(多毛類)? 拡
取水口の逆送作業をしました
日曜日に海水取水口の掃除をおこないました。本来は春と秋におこなっていますが、今年はすっかり夏にずれ込んでしまいました。 取水口は水族館で使用する海水の取り込み口のことで、水族館前の海面に浮かぶオレンジ色のブイの5mほど下
ニシキエビ脱皮しました
以前の飼育日記で、鮮度が良い冷凍シバエビをゴシキエビとニシキエビに与えたら、脱皮後の体色がびっくりするほどきれいになった!とお伝えしました。 その脱皮してびっくりするほどきれいになった予備水槽のニシキエビが、7月26日に
あの頃 君は若かった
暑い…暑すぎる。 28年前訪れた西アフリカのギニアビサウは非常に暑く、日中に屋外で作業ができないと聞かされて驚きましたが、最近は日本の方が暑いような気がします… このギニアビサウの訪問目的はアフリカマナティーの調査でした
ヒトデの声が聞こえる
へんな生き物研究所で飼育中のニチリンヒトデ(左)。 本種の餌はナマコやヒトデ類なので入手が難しく、この個体は1月に入館してからもう半年も何も食べていません…と先日の飼育日記で紹介したばかりですが。 先日の土曜日、水槽をふ
夏だから(?)脱ぎました!
今朝、コーラルリーフダイビングソーンの展示水槽でゴシキエビが脱皮しました! ちなみに、ゴシキエビやニシキエビは水槽内で長期間飼育していると、徐々に殻の色が退色していく傾向があります。 当館では主に嗜好性が高いマアジやオオ
アステロミゾストムム 成長中
1月に熊野灘の漸深海帯で採集した珍しいスイクチムシ Asteromyzostomum sp.の成長を観察しています。 この仲間はこれまでに北極から3種、南極から1種が報告されているだけなので(ちなみに、キクラゲのような姿
お待たせしました、持っていますよ!
「キンチャクを持ったキンチャクガニを見たいのですが…」と問い合わせ電話を受けました。 あいにく、現在、へんな生きもの研究所のアパート水槽で飼育しているオス個体はキンチャク(イソギンチャク)を持っていません。 そこで、イソ