現在、鳥羽水族館では開館70周年を盛り上げるべく、特別展「貝展 こんなんおったんカイ!」を絶賛開催中!!
残り日数わずかとなっていますが、少しずつ貝たちの紹介や展示の様子、裏話なんかもお届けしていこうと思っています!!
第1回目の今日は、伊勢志摩を代表する貝と言っても過言ではない「アコヤガイ」をご紹介します。
アコヤガイは真珠をつくりだすことで有名な二枚貝で、ここ伊勢志摩地域では真珠養殖が盛んに行われています。
というのも伊勢志摩地域は、御木本幸吉氏によって世界で初めて真珠の養殖を成功させた場所なんです。
真珠はアコヤガイの体内に入り込んだ異物(自然下では砂粒など)がきっかけとなり生成が始まります。異物を外套膜が覆い真珠袋となり、さらにカルシウムの結晶とタンパク質が交互に重なることで真珠層となり、そこから4年から5年もの歳月を経て、綺麗な丸い真珠が完成します。
本展示では伊勢志摩地域でもよく見られる、浮玉いかだを使用した真珠養殖の様子を再現しています。
また、こちらのアコヤガイは鳥羽水族館のおとなり「ミキモト真珠島」さんより提供していただきました。
真珠とアコヤガイのついて詳しく知りたい方は、ぜひミキモト真珠島さんへ!
【飼育研究部 ホリ】 #トバスイの貝展がアツい










