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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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ミドリウミウシの忌避行動

先日、鳥羽の菅島の漁師さん(幸進丸)から頂いたミドリウミウシMarionia olivacea  さっそくへんな生きもの研究所で展示しようと手に取ると…面白い行動が観察されました。   普段はいたって普通のウミ

ヒレシャコガイが放卵放精!

夕方、16:00過ぎにサンゴ水槽を見回り中にふと気になったヒレシャコガイの動き。 ググッと息むような…そんな動き。 あ、これはアレだなとピンときた(笑)。   アレだとしたら閉館間際に始まるはず…  

アカウミサボテンがポリプを開きました

先日水槽へ投入したアカウミサボテン属Veretillumの一種。 その後なかなかポリプを開きませんでした。 で、本日am9:30頃に、水槽の底砂を少し掃除しました。 すると、 数時間後、ポリプ全開。 これは普通のウミサボ

シロスギノハウミウシが入館しました

最近お世話になっている菅島の幸進丸(漁師さん)からまた面白い生きものが入館しました。 普通種ですが鳥羽水族館初展示となるウミウシ2種。 まずはこちら おぉ、なかなか繊細で美しい。シロスギノハウミウシです。これはレア種かも

アカウミサボテン属の一種

釣りバカ飼育員つじです。 先日、菅島の漁師さんからこんなものが届きました。 おお!これはウミサボテン科の仲間ではないですか! さわった感じ、少し固い。これは中に入っている骨片がウミサボテンに比べて長いことを意味しています

ロクソミトラ成長中

私の好きな生物のひとつが内肛動物。 とりわけ単体性のロクソソマ科が好みで、見ているだけで癒されます。へんな生きもの研究所で飼育しているのはロクソミトラ属とロクソソメラ属の2種。 ちなみに「ロクソミトラ」で画像検索すると、

春の訪れ

今日は、とってもいい天気でしたね。 今年初のツバメを見かけました。 あのにぎやかな鳴き声を聞くのも、久しぶりです。今年はどこに巣を作るのかな?? この陽気で、水族館から見えるサクラたちも一斉に花を咲かせたようです。 季節

オウムガイ卵の近況

例えば、ここ数年イースター祭というものが定番化しつつあるそうです。 キーワードは【復活・卵・生命誕生】   流行に疎い私は、イースターが定番化しつつあるなんて初耳でしたが、他のスタッフに聞くと、確かに最近よく聞

鳥羽湾の水深70mから

本日、いつもお世話になっている菅島の漁師さんから興味深い生物をいくつか頂きました。 中には種名が判らないものも。 鳥羽湾の水深70mで採集されたイソギンチャクの仲間。 初めて見ました。 大型のイソギンチャクですが、体壁が

ハシキンメ稚魚のその後

2/14の産卵個体は残念ながら、3/24に全滅となってしまいました。 3/18撮影 0日齢のアルテミアをよく食べていたので、うまくいくかな?と思っていましたが、 画像のように腹部にエアーがたまったような個体が見られ、体が

トヤマヤツデヒトデ

地味ネタなので備忘録的に掲載します。 3月15日の深海底引き網生物採集でトヤマヤツデヒトデCalasterias toyamensis   Hayashi, 1975     を1個体採集しました。 採集場所は尾鷲市三木

ムラサキヌタウナギの卵

先日お伝えしたムラサキヌタウナギの卵ですが…やはり未受精卵だったようで状態が歪に変化しはじめたものがちらほら。 そこで明らかに死卵だと判別できたものを数個処分しました。 卵の長さが2㎝ほどある大型卵。 卵殻を破ると、かな