先日水槽へ投入したアカウミサボテン属Veretillumの一種。
その後なかなかポリプを開きませんでした。
で、本日am9:30頃に、水槽の底砂を少し掃除しました。
すると、
数時間後、ポリプ全開。
これは普通のウミサボテンにも言えるのですが、砂を掃除したりすると、細かい粒子が
水中を舞って濁ったような状態になります。水中の細かい粒子を外部刺激として受けると
ポリプを開くひとつの要因になることは今までの観察データでわかっていました。
それが今回アカウミサボテンにも同じように働いたと考えられます。
前回の日記で、ウミサボテンのポリプに比べると、アカウミサボテンは短いと書きましたが、
そんなことはなく、ウミサボテン同様、長いポリプをしっかりと確認できました。
ウミサボテン水槽は、昼夜逆転照明を用いて、開館中に伸長させるシステムをとっていますが、
(以前これは書いたような・・・。)
このアカウミサボテンはあまり関係ないのかな?と思っていましたが、
夜間用の照明点灯の10分後にはポリプがどんどん萎んでいくことが
確認できたので、どうやらこちらも、ウミサボテン同様に
光の感受性があるように思います。
これも観察してデータ化していったら何か面白いことが見えてきそうです。