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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

オウムガイ卵の近況

例えば、ここ数年イースター祭というものが定番化しつつあるそうです。

キーワードは【復活・卵・生命誕生】

 

流行に疎い私は、イースターが定番化しつつあるなんて初耳でしたが、他のスタッフに聞くと、確かに最近よく聞きますね、とのこと。

びっくり。

まぁハローウィンだって初めの頃はこんなの日本に馴染まないだろ、と思っていたら…すっかり定着して驚いているぐらいですから。

 

そのイースター祭に乗っかって(?)オウムガイの卵ネタです。

今朝、当館生まれのオウムガイP149が産卵しました(例によって未受精ですが)

前回は3月14日だったので、これまでのサイクルと同じおよそ2週間周期に戻りました。

しばらく産卵が無かったので、もう終わりかと思っていただけに嬉しい【復活・卵】の話題です。

そうそう、生命誕生としてはこちらもぜひ。

3月20日に孵化したオウムガイP161が本日より公開です!

実は今年は鳥羽水族館でオウムガイ(Nautilus pompilius)の孵化に成功してからちょうど20年目の佳節。

これで現在展示中のオウムガイ孵化個体はP149(2009年7月孵化)とP159(2014年10月孵化)、そして今回誕生したP161の3匹となりました。

先日の飼育日記でも紹介していますが、17日前のP161はこんな状態でした。

この水槽には別の卵もありましたよね↓

これは孵化したらP162になる予定です。

そのP162予定の卵は、今はこんな感じ(昨日の様子)

順調に成長しています。

孵化まであと数日ほどでしょうか…

新しい命の誕生に、今から楽しみです。

【飼育研究部 森滝丈也】

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