釣りバカ飼育員つじです。
先日、菅島の漁師さんからこんなものが届きました。
おお!これはウミサボテン科の仲間ではないですか!
さわった感じ、少し固い。これは中に入っている骨片がウミサボテンに比べて長いことを意味しています。
そして外見の赤さより、アカウミサボテン属Veretillumの一種だろうと判断しました。
水深70mラインからの採集ということで、若干不安はありましたが、
へん研のウミサボテン水槽に入れてみました。
骨片の長い近い生物にウミエラがいますが、ウミエラは自立しにくいので、ここ個体もかな?
と様子を見ていましたが、
柄部が重力に対して正の動きを見せたようだったので、これはもしや、、、っと一晩おいてみました。
すると、、、
おお!!!
自立しているではありませんか!!!
ウミサボテンを飼育しているものとしては凄い嬉しい瞬間ですwww
ただ、ポリプは開いていない感じ。
よってアルテミアを給餌して刺激を与えてみます。
給餌3時間後↓
若干開いた感じ。
ポリプは短い感じ。初めて見ました。
ウミサボテンと比較するとその短さがわかるとおもいます↓
まだまだわからないことだらけですが、ひとまずポリプ全開になる条件を探していこうと思っています。
ウミサボテン水槽の一番右端にニョキッと伸びていると思います。
飼育研究部 つじ