アシュラ男爵伊勢海老
先日、2色に分かれたイセエビが捕れたと言うことで、 遙々、御浜町まで受け取りに行ってきました。 左右で色分かれしたものは、モザイク雌雄などと呼ばれることがあります。 簡単に言うと体の右と左で雌雄が違うということです。 昆
ようやく再会しました…
昨日の夕方のこと。 へんな生きもの研究所で回収したウデナガゴカクヒトデから何かが飛び出していることに気が付きました(正体はすぐにわかりました) おぉ! 興奮MAX!(笑)シダムシです! と、ここでまずはシダムシのおさらい
落ち葉で巣づくり
先日紹介した落ち葉で巣づくりするNothriaの仲間。 水深300m付近に生息しているのに使う巣材は落ち葉や小枝そのまんま。 一見すると森の林床部で生活する生物の雰囲気(笑) これが深海の生物だとは…不思議。 今、研究者
アラウロコクモヒトデに寄生するコペポーダ
去年見つけた熊野灘水深300mのアラウロコクモヒトデに内部寄生するコペポーダ(甲殻類) 腹側から見るとこういう姿。 飼育日記で紹介したところ、著名な研究者から「写真を見る限りコペポーダの仲間のようです。まだ知られていない
ニチリンヒトデに共生?するミズムシ
先日の沖合底引き網で水深300mから採集したニチリンヒトデにミズムシ(等脚類)を見つけました。 これで4年連続4回目。やはりニチリンヒトデには このミズムシが共生(?)するようです。 これまでに確認したのは2014年の春
オオセが入館しました
朝、漁師さんからの電話がありました! 「見たことないサメが捕れたんよ~」 聞けば… ・オオサンショウオみたいな格好で~ ・口の周りにヒゲが生えていて~ ・体にサンゴみたいな模様がはいっている~ ふむふむ…おそらくあのサメ
枯れ葉で営巣する深海生物
先日紹介した、ゴカイの仲間Nothria属(ノトリア)の続きです。 ノトリアの仲間は小さな貝殻などで巣を形成し、それを引きずるように生活しています。 熊野灘の水深300mで採集したノトリアの巣(画像)を研究者に見てもらっ
メナガグソクムシが入館しました
昨日、熊野灘の水深300mからメナガグソクムシがやってきました。 さっそく、へんな生きもの研究所のオオグソクムシ水槽に収容。 グソクムシ科のメナガグソクムシは一時寄生性で、魚の体表に取り付いて体液を吸い、満腹になれば魚体
コンボウイソギンチャクとノトリア
本日は熊野灘漸深帯底引き網採集に行ってまいりました! いつもお世話になっている甚昇丸さんに乗せていただき、朝4時に出港して夕方まで。今回は尾鷲沖水深300mあたりで曳網。 展示生物の採集はもちろんですが、熊野灘にどのよう
紅白イセエビが脱皮しました!3回目
本日、へんな生きもの研究所で飼育中の【紅白イセエビ】が脱皮しました!(画像左が脱皮殻) 紅白イセエビとは、2014年の11月下旬に鳥羽市相差沖のエビ網漁にて捕獲されたイセエビのことで(入館は12月6日)ご覧のように当初か
リプケア娘が独立しました!
先日からお伝えしているリプケアですが、今朝ついに独立を確認しました! 昨日は休みで確認していませんが、火曜日までは確かにつながっていました。 どの位置でちぎれるのかずっと気になっていましたが、「肉団子」側できれいに切れま
ロクソソメラの続き
おはようございます。 昨晩は宿直でした。 真っ暗闇の中で光の当て方を少し工夫すると、昼間よりもくっきりと撮影できます。 そこで、昨晩の館内見回り時に前回の飼育日記で紹介したダイオウグソクムシ№27のロクソソメラ(内肛動物