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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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ガザミフジツボ祭り

先ほど展示用の魚を搬入したのですが、その中のガザミ(カニ)の甲羅にガザミフジツボがたくさん付着していました。 去年も水槽内で見つけて同じ話題で飼育日記を書き込みましたが、今回はこれまでに見たことがないくらい高い割合でガザ

粘菌が出現しています

昨日、鳥羽水族館の熱烈なファンの方からカエル水槽で粘菌を見つけた、との情報がありました。 さっそく確認しに現場へ直行すると…おぉ!確かに粘菌「ススホコリ」です(水槽中央の黄色のかたまり) 出現したのは、奇跡の森ゾーンのア

オオベソオウムガイの発生状況

たびたびお伝えしているオオベソオウムガイ胚の近況です。 卵殻からかなり姿が見えてきました。孵化は10月下旬か11月か… 順調に成長しているようです。 昨日は撮影時の照明に刺激されてキュッと体を縮めてきました(初確認) 漏

リプケアの不思議な生態…か?

リプケアLipkea sp. 国内ではこれまでに千葉県立中央博物館 海の博物館(2012年)と鳥羽水族館(2015年)の水槽内でそれぞれ1回ずつしか見つかっていない、とても珍しいクラゲです。 鳥羽の個体はずっと安定してい

6腕のヤマトホシヒトデ

深海底引き網で採集されるヒトデ類の中で毎回採集できるメジャー選手は、このヤマトホシヒトデHippasteria imperialis 今回もたくさん採集できましたが、大型で収容先の確保が大変なので、今回持ち帰ったのは12

深海のイソギンチャクを展示しました

以前はさほど興味のなかったイソギンチャクですが、最近 少し興味が出てきました。 深海底引き網では何種類か採集できますが、先日 水深400-350mから見つかったイソギンチャクはこれまでに見たことが無い種類。 採集できたの

深海の沈木生態系

昨日は熊野灘の深海(漸深海帯)底引き網生物採集に出かけてきました。 紀伊長島の甚昇丸さんに乗船させていただき、不要な生物をわけていただく生物採集です。 例えば、水深300-400mの海底に沈んだ木にはそこを棲みかとする生

セレナのごはん。

セレナはメインのアマモ以外に ロメインレタスという野菜も食べています。 が、 そのロメインレタスも大雨やらで品薄のようで・・・ いざという時のため、他の野菜も試してみないと! となり かれこれ1週間以上前からグリーンリー

ダイオウゴカクヒトデが入館しました

本日は紀伊長島の深海底引き網漁船・甚昇丸さんに乗船させていただいて水深300-400mで生物採集をおこなってきました。 個人的には面白い(マニアックな)生物が色々と採集できましたが、展示に出せて、なおかつ注目集めるような

水槽でKOされ・・・かけた話

どーも!おーきたです!   今日は午前中潜水掃除をしていました。 普段お客様が見ている水槽の中へ潜り、ガラス面を磨いたり、ゴミをとったりします。   今回潜った場所はまだ2回しか潜った経験がなく、今回

ヨコヅナ復活…

大相撲の千秋楽だった昨日、ついにヨコヅナクマムシが“休場”と相成りました… ピンチ!…と思っていたら本日、クマムシ博士から封筒が届きました。 私のブログを読んで送ってくれたのです。 封筒の中には小さな容器がひとつ。 よ~

ふと思うこと。

いよいよ9月も終わりに近づいてきました。 どーも!おーきたです!   水槽の生き物を眺めていると、ふと思うことがあります。   カワハギを見ているときでした。 カワハギ、カワハギ・・・カワ、ハギ。 &