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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ダイオウゴカクヒトデが入館しました

本日は紀伊長島の深海底引き網漁船・甚昇丸さんに乗船させていただいて水深300-400mで生物採集をおこなってきました。

個人的には面白い(マニアックな)生物が色々と採集できましたが、展示に出せて、なおかつ注目集めるような“大型新人”さんとは巡り合えず…。

 

深海イソギンチャク界の貴公子、ダーリアイソギンチャクを初めて採集できましたが、少し状態が悪いので予備水槽で養生させています。

デビューできたらまた報告します。

 

そんな中、大型新人と言えばこのヒトデが返り咲きです。

日本最大のヒトデ 類、ダイオウゴカクヒトデ Mariaster giganteus です。

鳥羽水族館では今年の3月に初めて展示しましたが、今回も状態の良い個体が採集できたので再びの登場となりました。

 

ヒトデの大きさは「輻長(ふくちょう)」(中心から腕の先までの長さ)であらわしますが、この個体で輻長200㎜。

ダイオウゴカクヒトデとしてはまだまだ小型で、公式記録では何と輻長403㎜(40㎝オーバー!)の大きな個体も見つかっています。

腕がひょろっと長いのであまり巨大ヒトデという印象はありませんが、サイズでは正真正銘の日本最大種なのです。

 

大きな個体は網にかかっても腕が折れてしまうことが多く、完全な形で採集するのが困難ですが、今回は偶然にきれいなまま採集できました。

ダイオウつながりということで、ダイオウグソクムシ先輩と同居と相成りました。

 

それともう一つ、珍しくアカモミジヒトデが採集できました。

これもなかなか立派なサイズ。

このヒトデは予備水槽に収容しましたが、様子を見て展示デビューさせたいと考えています。

【飼育研究部 森滝丈也】

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