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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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新称和名「ヤマトイシダタミヒトデ」

このたび、2014年1月に熊野灘の漸深海帯で採集された珍しいヒトデ Lithosoma japonica Hayashi,1952 に和名が提唱されました。 ヒトデの分類を専門とされている日本海区水産研究所の木暮陽一さん

飼育員日記。

    今日も皆さん お仕事・学校・恋愛 お疲れ様でした。   なんだかんだ言っても そろそろ秋でしょうか… ともちゃんです。       &nbs

オウムガイ№153 興奮する

毎週火曜日と土曜日はオウムガイの給餌日。 餌の奪い合いの防止と摂餌量把握のため、オウムガイはカゴの中で1個体ずつ隔離して給餌しています。 火曜日の餌はエビ。餌の臭いを察知して触手を伸ばす面々… が、中には興奮のあまり、餌

只今練習中

只今、ラッコのメイちゃんは「ガラスタッチ」の練習中。 お客さんの目の前、ガラス面まで行ってご挨拶してくれるようにトレーニングしています。 しかし、このトレーニング、今までで一番大変でした!・・・私が。 鳥羽水族館のプール

宿直の夜の楽しみ

宿直の夜。 館内巡回の合間に調べものをするのが密かな楽しみ。   例えば、このヤドカリの予備水槽に自然繁殖しているアミ(エビに似た小型の甲殻類)がいます。 先日は、この種名をつきとめようと事前に採集と写真撮影を

ニューカレドニアからオオベソオウムガイがやって来ました

昨日、姉妹間提携を結んでいるニューカレドニアのラグーン水族館から4匹のオオベソオウムガイがやって来ました。 鳥羽に新規個体が入館するのは、実に3年ぶり。 2013年に入館した個体が残り1匹となったのでかねてから依頼してい

ヨコヤホンヤドカリにヨコエビ

現在、へんな生きもの研究所で展示中のヨコヤホンヤドカリ。 熊野灘の漸深海帯(300mあたり)に生息する、紫の眼柄がアイシャドーのようななかなか美しいヤドカリです。 先日、6匹が入館しました。 昨日の見回り中、ふと、その中

500日の壁を超えて

鳥羽水族館で孵化したオウムガイNo.162が、本日で540日齢となりました(お知らせのタイミングとしては中途半端ですが) 孵化1年経過(365日齢)した頃と比べると、殻が形成されて、殻口にあったλ模様(矢印)から さらに

キンチャクガニの見慣れない行動

へんな生きもの研究所で見慣れぬ行動をとるキンチャクガニに遭遇。 イソギンチャクの触手あたりを執拗にガジガジ… 何しているんだろう? ご存知のように、キンチャクガニは両方のハサミにイソギンチャクを持ち、身を守る武器として利

ウミサボテン産卵 その後④

本日で先月産卵したウミサボテンの仔は1ヶ月が経ちました。 残念ながらまだ二次ポリプが出現してはいませんが、 まずまず大きくなっています。 調子がいいと全長で20mmくらいになるでしょうか。 調子というのは、最近伸縮の運動

ビンゴ!

熊野灘の漸深帯(300mあたり)の生物の多くは、毎月の沖合底引き網採集で手に入れていますが、業者を通じて購入することもあります。 先日も業者から商品(生物)リストが送られてきました。 すぐに欲しいめぼしいものは無かったの

24号は成熟しているでしょうか?

現在、当館で飼育しているダイオウグソクムシは7匹ですが、メスは№24(24号)1匹だけ。 全長23cmあります。 ニコニコ生放送中、24号は大人ですか?(成熟していますか?)とよくたずねられたのですが、成熟している可能性