ダイオウ12号のロクソソメラ
内肛動物ロクソソメラの仲間。 私のお気に入りの生物のひとつです。 これはダイオウグソクムシの胸脚に付着しているロクソソメラの一種で、体の大きさ0.6mmほど。 がっしりと太い8本の触手にモジャモジャと毛が生えて、ロクソソ
角?がはえたタツノオトシゴ
タツノオトシゴ。 時々質問されるのですが、魚類ですよ。 タツノオトシゴが「魚」と知って驚く方は実際にいます。 さて。 現在、へんな生きもの研究所のアマモ水槽で飼育していますが、その中の1匹が少し変わった姿を
成長するジクネカイメン
前回の続き… 今年の7月から週に1回ほど、ダイオウグソクムシ水槽からアパート水槽へ冷えた人工海水を補給しているとお伝えしましたが、補給し始めた直後からアパート水槽で飼育中のカイメンの成長にはっきりとした変化が現れはじめま
へんな生きもの研究所 換水・夏バージョン
当館のダイオウグソクムシは人工海水で飼育しています。 塩のような「海水の素」を水道水で溶かして人工海水をつくるわけですが、夏場は水道水が25℃近くあって熱すぎる… これを飼育温度の7.0℃まで冷やさなければいけません。
最近、嬉しいことが多いんです。
どうも、皆さんお元気ですか!? お盆休みが今日で最後の方も多いんではないでしょうか。 夏休みの宿題を友達には、もう終わったで!と 前半に言いつつも後半にやるタイプです。 ともちゃんです。 最近
アカヒトデのシダムシの解剖
またまたシダムシの話題です。 シダムシとは…ヒトデの体腔中に寄生する寄生性の節足動物で、広い意味でエビやカニと同じ仲間(なかなかそうは見えませんが) 先日、へんな生きもの研究所で飼育中のアカヒトデ体腔から3匹のシダムシを
テヅルモヅルの摂餌
へんな生きもの研究所でセノテヅルモヅルに餌を与えていると、口はどこにあるんですか?と尋ねられることがよくあります。 口はこちら(矢印) ちなみにこの仲間は肛門はありません。 意外と大きな餌も腕で捕まえて食べてしまいます。
モヅ子の近況
へんな生きもの研究所では水族館近くの菅島沖で採集したセノテヅルモヅルを展示しています。このモヅル達は以前から興味深い行動が確認されています。 それは大きな成体に小型の幼若個体が付着する行動。 本当の親ではなくても成体であ
サメハダテナガダコを展示しました
先日、鳥羽でマダコ漁をしている方からサメハダテナガダコを頂きました。 サメハダテナガダコは南方系の種類で、鳥羽周辺では水温の高くなる夏期にたまに採集されます。 さっそく、へんな生きもの研究所で展示開始。 このサメハダテナ
オオマルモンダコ
只今、絶賛開催中の夏イベント「超危険生物水族館」 本日は週に3回ある給餌日でした。 先日、展示再開となったオオマルモンダコは今日が初めての餌。 食べるかなぁ…と、キビナゴ(魚)をちぎって与えてみると、自分で
鏡餅ウニの行動観察②
前回の続きです。 熊野灘の水深300m付近に生息する「鏡餅ウニ(仮称)」 上下に重なる奇妙な習性を解明しようと、マーキングしなくても簡単に見分けがつく3組を隔離飼育して観察中。 果たして、この1週間で何か変