外部サイト移動へのご注意

予約・購入サイト「Webket」に移動します。
よろしいですか?
いいえ

鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

Share

Trichechusの語源

私は中学生ぐらいの頃から学名などの語源を探るのが好きでした。 学名は一般に属名と種小名の2つで構成されますが(例えばヒトならHomo spiens ラテン語で「賢い、人間」の意味)、名付けた人が感じたであろう、その生物の

コケムシが新種記載されました

皆さんはコケムシ(外肛動物)をご存じでしょうか? 数㎜ほどの小さな個虫が集まって群体をつくる水棲の無脊椎動物ですが、水の中を探さなくてもスーパーに並んだカキやホタテの貝殻に付いていたりすることも。 以前、名前(学名)の付

寒いところで生き抜く術。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   先日の飼育日記で「アレンの法則」について紹介しました。 その「アレンの法則」と同じく話題に上がるのが「ベルクマンの法則」です。 ベルクマンの法則とは… 「恒温動物において

水たまりの忍者

新しい展示を「へんな生きもの研究所」で始めました。 ミジンコです。 厳密にはDaphnia magnaという種で、オオミジンコです。 世界最大のミジンコですよ! 最大5mm ところで、ミジンコって英語でなんて言うの? W

さぁ~て、ど~っちだ。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   さて、先日1200kgを越えたポウちゃんと、少し前から協力してもらっているトレーニングがあります。 ↑これはどんなトレーニングだと思いますか?   サッカーボー

コマチはウミシダの別名です。

先日入館したハナウミシダをよく見ると… 盤の裏側に小さなエビが隠れていました。 コマチテッポウエビですね。 これはウミシダと共生するエビの一種で、特にハナウミシダではよく見かけます。特に珍しい種類というわけではありません

セイウチのソノリティ

皆さんこんにちは。まえだです。   水中で暮らす生きものたちにとって「音」は大切なコミュニケーションツールです。 視覚の場合、水中では遠くまで見通すことは難しく、太陽の光が届く距離も限られています。 一方、音は

ザリガニフード

鳥羽水族館のザリガニのエサは、魚肉などを元に作られたペレットや市販のザリガニフードを与えています。 ただそれだけでは栄養が偏るといけないので、落ち葉を使ったお手製のエサも与えています。   作り方 ①真冬に落葉

いつもキミに注目しています。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   ついに、ポウちゃんが1200kgに到達しました! 毎度同じような写真ですいませんm(_ _)m   1月31日の体重が1210kgでした。(前回比+25.0kg

トウアカクマノミが仲間入り!

こんにちは。先日、サンゴ水槽にトウアカクマノミが仲間入りしました! クマノミの仲間はイソギンチャクと共生することで有名ですが、クマノミの種類ごとに相性の良いイソギンチャクが違います。 トウアカクマノミは砂地に生息するイボ

コブモヅルの続き

先日紹介した、熊野灘の底曳き網で採集したコブモヅル亜科の一種の経過報告です。予想に反して意外と状態良好。撮影しようとすると結構アクティブな動きを見せてくれます。 撮影用の照明に反応しているようです。 腕をクルクルとヤギの

両手に華。

皆さんこんちは、ともちゃんです。   2月に入りましたね。 2022年が始まったと思ったら、もう1ヶ月が終わってしまいました。 セイウチたちの恋の季節も本格的に動き出していくことでしょう。 メスのセイウチたちは