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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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鏡餅ウニ

現在、へんな生きもの研究所では熊野灘の水深300mで採集された「鏡餅ウニ」ことPrionechinus forbesianus(和名なし)を飼育しています。 このウニの餌は沈木なので、沈木の上に集合しますが、時々「鏡餅」

ヤドリスナギンチャクの仲間

12月の熊野灘沖合底引き網採集でアラレナガニシの貝殻に付着するヤドリスナギンチャクの仲間が2群体採集できました。 それほど珍しいものではありませんが、状態良く採れることは少ないような… 現在、へんな生きもの研究所のクマサ

一人遊び

バイカルアザラシ達は一人遊びが大好きで、それぞれお気に入りの遊びがあります。 楽しくてやってるんだろうな~と思うのですが、その楽しさが今ひとつ分からないのも。   キール君とライチちゃんは子供らしく、二頭でじゃ

フグノエの未成熟個体

先日の火曜日、静岡のラジオ番組に電話で生出演しました。新種のウオノエ・トリカジカエラモグリの話を20分ほど。 ウオノエの生態などについて静岡県民さんにしっかり宣伝しました(笑) その日の夕方、予備水槽で死亡したモヨウフグ

ヒョウモンダコの摂餌行動について

今、へんな生きもの研究所で鳥羽で採集されたヒョウモンダコを飼育しています。 全長8cmほど。 有毒種として有名ですが、最近このタコの摂餌行動に興味が出てきました。 先日食べたエビがこちら(食べカスです) エビの殻をかじる

急成長のアシカ男子!

  こんばんは! 今年も寒さに負けて足の指が霜焼けだらけのいそぴーです。 ほんと毎日寒いですね~   さてさて、本日の飼育日記はですね最初に言っておきますが、、長いです。笑 読んでいただける方お付き合

コブシメのアプローチ?

現在、水族館の展示水槽ではコブシメを5匹展示しています。 一昨日、オス(左)が紅一点のメスにアプローチ?しているところに遭遇しました。 4匹の中で一番大きなサイズ。 どうやら大型のオスが優位のようです。 ホバリングしなが

スイクチムシ

もう、毎日のように死んだヒトデを解剖しています。 ヒトデが死ぬと中身をチェックするのがルーティン(笑)   昨日も熊野灘水深300mで採集したウデナガゴカクヒトデを解剖~ 消化器官である幽門盲嚢の中に大きなスイ

シダムシの解剖

ヒトデに寄生する甲殻類(嚢胸類)シダムシ。 先日の土曜日は、今進めているシダムシ研究の仲間(チームシダムシ)と一緒にシダムシ研究の第一人者グライガ―博士の指導を受けるために琵琶湖博物館まで行ってきました(水族館業務ではあ

ダイオウグソクムシに会いに…

今週、嬉しい出会いがありました。 火曜日のことでした。 年間パスポートを購入してくれた小学生がダイオウグソクムシについて質問があるというので、営業事務所に向かうと…小学2年生の少年がちょこんと椅子に座っていました。前日に

ウミサボテン死亡のお知らせ

ウミサボテンは5つ目のポリプが出現しました。 ここまでくるとウミサボテンっぽく見えるなあと思っていた矢先のことでした。 朝出勤し、いつもの日課になった、朝一のシャーレ確認をしにいくと。。。 唖然としました。 変色してほぼ

スギノキミドリイシの多頭化

エントランスホールにあるサンゴ水槽で2003年からサンゴ(ミドリイシの仲間)を飼育しています。 中でもこのスギノキミドリイシは、飼育開始から10年以上経過しています(枝を折って株分けしていますが) それが秋ぐらいから、少