現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもので
月: 2018年1月
ミナミゴカクヒトデの長い管足
昨年11月に調査開始以来初となるミナミゴカクヒトデ Paragonaster ctenipes を尾鷲沖水深150mで採集しました。 ひとまず安定していて、現在もへんな生きもの研究所でひそかに飼育中。 以前の飼育日記でも
マナティーのいいところ。③
とうとう3回目となりました「マナティーのいいところ。」、最後の1つは・・・ 「まばたき」!! 今回はマナティーのこのちいさなちいさな目に注目です。 さて、わたしたち人間やほとんどの動物は上のまぶたと下のまぶたをあわせて、
with T(タコ)
マダコの右の第3腕は交接腕(生殖用の腕)で、その先端は吸盤がなく、シワの並んだ特殊な形(舌状片)になっています(矢印) オスはこの腕をメスに伸ばして精莢(精子)をメスに渡すのですが、舌状片に精莢を乗せてメスに渡しているの
朝になるとパラオクサビライシは…
ども!寒い日が続いていますね。 こんな時は、あったか~いサンゴ礁の海にすむ生きもののお話をしましょう!笑 主人公は【パラオクサビライシ】 直径10センチほどの円盤の形をした、こうみえても一応サンゴの仲間です。 暖かい南の
マングローブ水槽をリニューアルしました
日本の川ゾーンに隣接している亜熱帯コーナーのメイン水槽「マングローブ水槽」ですが、防水シリコンの経年劣化のため元旦から水漏れを起こすという不測の事態となりました。 結局、正月三が日は水槽閉鎖と、来館者のみなさまにはご迷惑