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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

朝になるとパラオクサビライシは…

ども!寒い日が続いていますね。

こんな時は、あったか~いサンゴ礁の海にすむ生きもののお話をしましょう!笑

主人公は【パラオクサビライシ】

直径10センチほどの円盤の形をした、こうみえても一応サンゴの仲間です。

暖かい南の海の海底で暮らしています。

『パラオ』って名前に付いていますが、パラオ以外の海でも見ることができます。

当館では、コーラルリーフダイビングゾーンの個水槽で飼育をしています。

で、朝、昼、夜間と観察をしてみると、動かないサンゴでも変化があって楽しいんですよ。

パラオクサビライシは、典型的な昼型サンゴなのです!

朝、水槽照明が点灯した直後の画像 ↓

なんだかドヨ~ンとした雰囲気が漂っています苦笑

一緒に暮らしているマンジュウイシモチも「朝だよ!大丈夫?」って心配しているみたいですね。

観察していた私もちょっと心配になりはじめたころ…

照明の明るさに刺激されて…「さ~今日もがんばるぞ~」って勢いで…

みるみる触手がぐんぐん元気になってきます!

うん、今日も調子良さそうですね。よかったよかった…ホッと一安心

動き回ることはないサンゴですが、観察をしてみるとけっこう面白いですよ。

皆さんもぜひ~!

【飼育研究部 たかむら】

 

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