ウデナガゴカクヒトデのシダムシ
現在、研究者とチームを組んで(チームしだむし)、シダムシの分類学的研究を進めています。 シダムシとは…もうご存じですよね(笑)、ヒトデに内部寄生する甲殻類で、三重県の熊野灘 水深300m付近からは名前の付いていない3種が
青いモクズガニ
三重県の雲出川(くもずがわ)の支流で採集された青いモクズガニ。 へんな生きもの研究所で一般公開を開始しました。 甲長48mm、甲幅53mm、体重は118gで性別はオス。 通常のモクズガニの体色が暗緑褐色なのでに対して、今
頭かくし
これ、なんですか?と言われることのあるラッコのポーズ。 一応「頭かくし」と呼んでますが、この写真だと「聞こえない」って感じですね。 前肢の位置がその時々で微妙に違うので、お好きに呼んで頂けたら、と思うのです
ヒゲウミシダのスイクチムシ
昨日、へんな生きもの研究所で飼育中のヒゲウミシダが死亡したので、以前から気になっていた腕のコブ(矢印)を切開してみました。中からスイクチムシの一種が見つかりました。 このスイクチムシは、見かけからは想像つきませんが、実は
オウムガイのウオジラミ
ウオジラミの仲間の多くは浅海を泳ぐ魚類に寄生します。 水族館では魚類寄生種は基本的に駆除の対象になるので、展示生物として目にする機会はほとんどありませんが、オウムガイに寄生する珍しいウオジラミの仲間 Anchicalig
満月とビーバー
こんにちは!お初にお目にかかります、やまおかと申します。 今年入社し、早くも半年が経ちました。夏も終わりに近づき、段々と日が落ちるのが早くなってきましたね。そう、もうすぐ秋がやってきます。 秋と言えばお月見ですよね! み
もふもふ。
お久しぶりです!たっけーです! 鳥羽水族館で飼育しているカピバラは全部で4頭。外の展示場にいる小さいカピバラがチュウです。チュウが生まれたのは2014年3月。もう来年には4才になります。早いものですねぇ~笑。 毎日モリモ
マーボーに嫌われる。
カワウソ担当になってはや5年、最近までは平和に過ごしていました。 ですが先日、使われなくなったおもちゃを回収しに飼育場へ入ると、なにかいつもと少し違う空気。 気のせいだろう。とプールに沈んだおもちゃに手を伸
ヤドカリノハラヤドリ
ヤドカリの腹部に寄生するエビヤドリムシの仲間がいます(ヤドカリノハラヤドリ類 Athelginae亜科) 寄生性のため姿はかなり変形していますが、オオグソクムシやダイオウグソクムシと同じ等脚類の一員です。 これまでの沖合
ケヅメリクガメ
奇跡の森にはケヅメリクガメというカメがいます。 体がとても大きく、世界で3番目に大きくなるリクガメとして知られています。 そのケヅメリクガメなんですが・・・ こちらです!見て下さいこのたくましい佇まいを! ノシノシと地面
シーグラス水槽のリュウキュウスガモ近況
ジュゴン水槽となりにあるシーグラス水槽では、リュウキュウスガモ(海草)を展示しています。 10年間ほど調子良く成長していましたが、今年の夏あたりから徐々に黄化し始め、葉の成長も遅くなってきました… まず原因として考えられ
ホッコクエビ
へんな生きもの研究所でホッコクエビを展示開始しました。 ウミケムシと同居になります。 色鮮やかな体色で私が好きなエビのひとつです。 このホッコクエビはクルマエビの仲間(クルマエビ科)では、最も北にまで分布する種類のひとつ