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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

青いモクズガニ

三重県の雲出川(くもずがわ)の支流で採集された青いモクズガニ。

へんな生きもの研究所で一般公開を開始しました。

甲長48mm、甲幅53mm、体重は118gで性別はオス。

通常のモクズガニの体色が暗緑褐色なのでに対して、今回持ち込まれたモクズガニは鮮やかな青色…いや、「青白い」が正しいかな?(笑)

決して「真っ青」ってイメージではありませんよ、こんなブルーマロンみたいに。

そう言えば、昔、万博か何かで「青いバラ(植物)」が公開されたことがありましたね。

バラが好きだったので、期待満々で見にいきましたが…思いの外、青灰色で驚いた経験がありました。

今回もちょっと似た感覚があります(笑)

でも、こういった色彩変異は珍しい事例ですし、私は好きな色ですよ。

鳥羽水族館にこのような青いモクズガニが持ち込まれたことは今回が初めてのことです。

なぜこのような体色になったのか、色素の異常や遺伝子関係などが考えられますが、はっきりとした原因は分からないようです。

【飼育研究部 森滝丈也】

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