前回のベルベットサンゴの話で少し触れたアナサンゴモドキの仲間。左側の茶色部分がそれですね。これは、被覆するサンゴのように見えて、実はサンゴの仲間ではなく、ヒドロ虫類なのです。 綱レベルでグループが異なるので、わかりやすく
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ヒョウモンダコを展示しています
去年の12月からへんな生きもの研究所でヒョウモンダコを飼育しています。 2000年以降、鳥羽水族館で展示したヒョウモンダコはこれで10匹目。今回もオスみたいですね。 毎年確実に入館するわけではありませんが、だいたい11月
ベルベットサンゴ、襲われる
数あるサンゴの中で、地味だけど妙に気になるこちらのベルベットサンゴ。割とお気に入りです。 コーラルリーフダイビングゾーンのこちらE3a水槽だけで見ることができます。 この水槽が完成したころから飼育しているので、もう13年
イソギンチャク沼へようこそ
5年ほど前のことです。閉館間際にたまたま遭遇したイソギンチャク好きの女性を案内したことがあります。 コーラルリーフダイビングゾーンからへんな生きもの研究所まで、ちょっと気がつかないような小さなイソギンチャクまであれこれと
パトリックのふんどし
へんな生きもの研究所の赤いヌノメイトマキヒトデが妙なものをはいていました。 「レスリングのユニフォーム」?「ふんどし」?…ではなく、コマチクモヒトデですね、これは。 本来、コマチクモヒトデはウミシダと共生するクモヒトデで
ヤマトグソクムシ ビフォーアフター
全国のグソラーさん!こんにちは。 先日、同業の飼育員さんからグソクムシ科ウオノシラミ属の飼育について問い合わせを受けましたが、今、当館で飼育中のヤマトグソクムシAegapheles japonica と状態が似ていたので
ウルフムーンの前の日に
…糸が切れたマリオネット。 じゃなく、これはアロークラブ(ノコギリイッカクガニ)の脱皮殻ですね。 足が細いからか、脱ぐとバラバラになってしまうようです。 同じ日に、こちらも脱皮していました。 ヤマトトックリウミウミグモで
ヒラアシクモガニのエビヤドリムシ
先日、ヒラアシクモガニから見つかったエビヤドリムシはどうやら若いメスだったようです。 エビヤドリムシの仲間はエビやカニなどの鰓室や腹部に寄生しますが、一般的にエビヤドリムシの幼生が宿主に取りつくタイミングは、宿主も幼体の
へんな生きものオンラインツアーがありました。
先日の日曜日、私自身初めてのオンラインツアー【珍種ハンターと巡る!トバスイ「へんな生きもの」ツアー】が開催されました。 参加者の多くは小学生…の割にはなかなかマニアックな生きものを紹介。熊野灘で採集、記載された新種の無脊