先日の飼育日記でオオグソクムシのマンカ幼生を展示しました、と紹介しましたがちょっと訂正です。 マンカ幼生は第7胸脚を持たずに孵化し、何度か脱皮して脚が生えてくるのですが、前回紹介した個体には既に小さな第7胸脚が生えていま
カテゴリー: 08 無脊椎動物

キノコセトモノイソギンチャクが産卵
昨日の朝、いつものように見回りをしようとへんな生きもの研究所に入ってすぐ、ヌタウナギ水槽が白濁していることに気が付きました。 …放精? 濁り具合から放精したのは、どうやら深海のイソギンチャク(キノコセトモノイソギンチャク

ゼブラガニ入館しました。
たまにイイジマフクロウニにゼブラガニが共生していることがあります。 ゼブラガニはイイジマフクロウニやラッパウニなどに共生してウニの棘や管足を刈り取って食べてしまうという(ウニにとっては)甚だ迷惑なヤツです(共生されたウニ

ミカドウミウシ展示中
今、へんな生きもの研究所のアパート水槽で大きめのミカドウミウシを展示しています。 このウミウシは時々泳ぐ姿が見られ、それがフラメンコ?を踊っているみたいなので、別名は「スパニッシュダンサー」です。 さて、ウミウシ飼育で難

マツカワガイとイッスンボウシ
熊野灘の漸深海帯から見つかり、去年3月に新種記載されたイッスンボウシウロコムシ。メスの背中に小さなオス(矮雄)が隠れる興味深い生態を持ちます。ただ、通常はヤドカリが背負う貝殻の中に隠れていることがほとんどなので、生態を観

オーストラリアザリガニヤドリツノムシ
すでに皆さんはご存知でしょうが、この春、当館のホームページがリニューアルしました。ちょっと他所の水族館のHPにはないほどの情報量で、実際、私もまだ全ては閲覧できていません。 そんな、てんこ盛りコンテンツのひとつが「生きも

ヒメヤドカリスナギンチャク
先日の日記で、アカモントゲオキヤドカリの共生関係にあるヒメヤドカリスナギンチャクについてちょこっと紹介しましたが、憶えているでしょうか。 このヒメヤドカリスナギンチャクはポリプの個数が2~8程度にしかならない小型のスナギ