4月26日に新種として論文発表されたヒメキンカライソギンチャク。 論文公開された際にも飼育日記で紹介しましたが、本種はジンゴロウヤドカリと密接な共生関係にあり、ヤドカリが入った貝殻を土台にして、自ら貝殻のようなものを作り
カテゴリー: 08 無脊椎動物

アシボソシンカイヤドカリを展示しました
先日の水曜日、沖合底曳き網漁船に乗って深海生物採集に出かけました。 今回は色々“胸アツ”な生物が採集できたので、順に紹介していきます。 まず、久しぶりのアシボソシンカイヤドカリ(水深465mで採集)。 本種はヤドカリスナ

生きものとの付き合い方を考える
どーも、【いま】です( ^o^)ノ 今日はセイウチではなく、ザリガニのお話しです。 近年、外来生物法の改正に伴って、アメリカザリガニなどのザリガニ類も規制の幅が広がりました。 みなさんもきっと

テギレダコが入館しました
三重県で採集されたテギレダコ Callistoctopus mutilans が入館したので、へんな生きもの研究所に収容しました。テンプライソギンチャクの展示水槽で同居です。 私はこのタコを見るのは初めて。もしかしたら鳥

国際生物多様性の日⑤
生物多様性を保全していくためには一人一人の意識と行動を変えていかなくてはいけません。 「とはいえ何からはじめればいいか分からない」という人も沢山いるでしょう。 まずは近くの水族館や動物園に遊びに行ってみるの

国際生物多様性の日④
前回、生物多様性を巨大なジェンガに例えました。 地球の長い歴史の中でこのジェンガが崩れたことが過去に5回あります。 その時代に生息していた生物種の大多数が絶滅した「大量絶滅」と呼ばれているものです。 一番有名なのは5回目

国際生物多様性の日③
今回は「ではなぜ生物多様性を守らなければいけないのか?」というお話。 普段はあまり意識していないかもしれませんが、私たちの生活は生物多様性の恩恵をそれはもう沢山受けています。 大きく4つに分けますと ①供給