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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

テギレダコが入館しました

テギレダコが入館しました

三重県で採集されたテギレダコ Callistoctopus mutilans が入館したので、へんな生きもの研究所に収容しました。テンプライソギンチャクの展示水槽で同居です。

私はこのタコを見るのは初めて。もしかしたら鳥羽水族館に入館するのも初めてかも。

浅海に分布するタコですが、目にする機会は少ないようです。

ひとまず展示水槽に入れてはみましたが、そこはタコ。岩の下に隠れてしまって全く姿を見せてくれません…

無理矢理、外に出して記録用に撮影してみましたが。

岩陰から出すと情緒不安定な動きに…

そして水槽壁に貼り付いた姿を撮影(縦画像を横向きにしたので少し不自然に)

あまりストレスを与えるのは良くないので、撮影終了後は岩陰に隠れてもらいました。

今回入館したテギレダコは全長20cmほど(成長しても40cmほど)で、本種は長い腕が特徴的ですね。

刺激を受けるとこの長い腕をブチブチ自切するらしく、テギレダコの和名はこれに由来するそうです。

【飼育研究部 森滝丈也】

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