2020年に採集したテンプライソギンチャクがかなり小さくなってきたので、名古屋大学の菅島臨海実験所の協力で新しい群体を新規導入しました。 このテンプライソギンチャクはノリカイメンの一種と共生する珍しい生態を持つイソギンチ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
国際生物多様性の日⑤
生物多様性を保全していくためには一人一人の意識と行動を変えていかなくてはいけません。 「とはいえ何からはじめればいいか分からない」という人も沢山いるでしょう。 まずは近くの水族館や動物園に遊びに行ってみるの
国際生物多様性の日④
前回、生物多様性を巨大なジェンガに例えました。 地球の長い歴史の中でこのジェンガが崩れたことが過去に5回あります。 その時代に生息していた生物種の大多数が絶滅した「大量絶滅」と呼ばれているものです。 一番有名なのは5回目
国際生物多様性の日③
今回は「ではなぜ生物多様性を守らなければいけないのか?」というお話。 普段はあまり意識していないかもしれませんが、私たちの生活は生物多様性の恩恵をそれはもう沢山受けています。 大きく4つに分けますと ①供給
国際生物多様性の日②
さて、まずは生物多様性とはなんぞやという話。 地球に生命が現れてから40億年という途方もない時間が流れました。 その長い時間の中で生きものたちは様々な環境に適応していき、膨大な数の種に進化していきました。
国際生物多様性の日①
皆さんこんにちは。まえだです。 さて、突然ですが5月22日は何の日かご存知でしょうか? 毎年5月22日は「国際生物多様性の日」です。 この記念日は、近年において生物多様性が急速に失われつつあることやそれに伴う様々な問題を
新種のスナギンチャクが記載されました
このたび、研究者グループとの共同研究により、アラレナガニシの貝殻に付着するヤドリスナギンチャクの一種が新種記載されました!論文は科学ジャーナルOrganisms Diversity and Evolutionに掲載され、
ハリセンボンの一種に共生するミノイソメの一種
先日入館したハリセンボンの一種 Pleistacantha maxima …ですが、今回はこのカニ本体の話ではなく、本種のメスの腹節あたりで見つけた興味深い生物の紹介になります。 紹介するのはこちら。鮮やかなオレンジ色し