飼育生物種類数日本一(1200種)の鳥羽水族館にニューフェイスが仲間入りしました。 今回紹介するのはスイジガイ。 本種は紀伊半島以南の暖かい海に生息する巻き貝の一種で、和名は6本のトゲ(突起)が伸びる貝殻が漢字の「水」に
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ダイオウグソクムシの話題が続く
先日、久しぶりにニコニコ生放送さんの取材がありました。 鳥羽市内を地元のバスガイドさんと一緒にリモートでバスツアーするなかなか面白い企画で、夕方、へんな生きもの研究所で水槽掃除をしている私も声を掛けられて少しだけ画面に映
Lepidonotus属と思われるウロコムシ
そう言えば、先日のイッスンボウシウロコムシを見つける数日前に、別の水槽で底砂の表面を這うイッスンボウシっぽいウロコムシを見かけて興奮した瞬間があったことを思い出しました。 その時は、え、こんな場所でイッスンボウシ!?と思
実はバージョンアップしていた件
オウムガイの祖先は遥か昔、古生代カンブリア紀の終わりごろ(約5億1000万年前)に出現しました。その姿は今のオウムガイとは異なり、まっすぐに伸びた殻と10本の腕、発達した目を持っていたと推測されています。 どうしてそんな
カイカムリを展示替え
1月31日に元気に脱皮したカイカムリ。サイズアップして体もすっかり硬化して、良く動き回るようになりました。 どうやらこの水槽は少し狭いようで、水槽のへりに脚をかけて逃亡する素振りをみせることも…。 なので、本日、この個体
これぞイッスンボウシ
熊野灘の漸深海帯から見つかり、去年3月に新種記載されたイッスンボウシウロコムシ。メスの背中に小さなオス(矮雄)が隠れる興味深い生態からこの種名が付けられました。 ところが、現在、飼育中の個体(№8)の背中にオスは乗ってお
オンラインでオウムガイの愛を語る
昨日、「オンラインツアー【バレンタインデー企画】これも愛!?へんな生きもの×水槽のカップルたち」2回目が無事終了しました。オンライン開催ということで、東京など遠方からの参加者が目立つ中、何とはるばるカリフォルニアから参加