現在、水族館にいるダイオウグソクムシの中で餌に対する反応が一番良いのは№32。 去年の3月に入館して4ヶ月ほどは絶食状態でしたが、7月あたりから順調に食べ始め、今は1,2ヶ月に1回は食べています。このペースは当館のダイオ
投稿者: もりたき

新種のスナギンチャクが記載されました
このたび、研究者グループとの共同研究により、アラレナガニシの貝殻に付着するヤドリスナギンチャクの一種が新種記載されました!論文は科学ジャーナルOrganisms Diversity and Evolutionに掲載され、

ハリセンボンの一種に共生するミノイソメの一種
先日入館したハリセンボンの一種 Pleistacantha maxima …ですが、今回はこのカニ本体の話ではなく、本種のメスの腹節あたりで見つけた興味深い生物の紹介になります。 紹介するのはこちら。鮮やかなオレンジ色し

ウミウシ2種を追加展示しました
先日書き込んだクモガニ類の撮影中、このウミウシの姿に気付きました。 お、かわいい。これは「ネズミウミウシ」ですね。 購入したものでなく、どこからか紛れ込んだようです。 勝手にウミウシの方からやって来て、何だか得した気分で

モジャモジャのカニ達
先日、全身モジャモジャの小型クモガニ類が数種入館しました。 この仲間は互いの種名や、海藻やカイメンの切れ端をカモフラージュするために体にくっつける習性が似ているので、見慣れないと区別が少々難しいかもしれません(今春、入社

リスベキア・プルケアを展示しました
へんな生きもの研究所にウミウシ(リスベキア・プルケア)を展示しました。 特に珍しい種類ではありませんが、このウミウシの摂餌行動は奇妙で、見るとちょっとワクワクします。 リスベキア・プルケアの好物はこちらの灰色のカイメン。

きれいな魚にはトゲがある
伊勢志摩の海ゾーンでミノカサゴの仲間を展示しています。 この仲間は大きな胸ビレをひろげてゆったりと泳ぐ印象が強いですが、海ではオーバーハングした岩陰などでじっとしている姿をよく見かけるそうです。 この水槽でも左端の擬岩あ