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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ハリセンボンの一種に共生するミノイソメの一種

ハリセンボンの一種に共生するミノイソメの一種

先日入館したハリセンボンの一種 Pleistacantha maxima

…ですが、今回はこのカニ本体の話ではなく、本種のメスの腹節あたりで見つけた興味深い生物の紹介になります。

紹介するのはこちら。鮮やかなオレンジ色した、全長2㎝ほどの多毛類(ゴカイの仲間)です。拡大して観察すると、どうやらミノイソメ科のよう。

この仲間はカニまたはヤドカリの鰓腔か頭胸甲上に生息するグループで、日本からはタカアシガニのエラに共生するミノイソメ Iphitime doederleini が知られています(すっかり忘れ去られているでしょうが、こちらは去年、飼育日記で紹介しました)↓↓

今回ハリセンボンから見つかった種類は今のところ不明ですが、タカアシガニのミノイソメではなさそうですね。かろうじて外から存在を確認できるので、飼育生物としてしばらく生態観察を続けていきたいと思います。

マイナー生物ですが、カニのお腹にこんな生物が共生しているのは興味深いです(カニに対して特に悪さはしないようです)。

【飼育研究部 森滝丈也】

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