2月12日に体後ろ半分を脱皮したダイオウグソクムシ№5. その後、ずっと擬岩のシェルターに頭を突っ込んでいましたが、急に方向転換してこちらに頭を向けてきたのが先日の水曜日(24日)のこと。 そして再び、静止。 その後は全
投稿者: もりたき
今月も沖合底引き網漁船で生物採集
先日の木曜日、沖合底引き網漁漁船に乗船させていただき生物採集をおこなってきました。 朝の5時に出港して夕方5時頃帰港。 今回の採集地点は五か所湾沖の熊野灘水深170~320mあたり。 今回も甲板の上で目当て
ヒラアシクモガニのエビヤドリムシ
以前ここで紹介した、エビヤドリムシ類に寄生されたヒラアシクモガニ。 しばらくへんな生きもの研究所で飼育・展示していましたが、残念ながら昨日お亡くなりに…(最後は脚を全て自切していました) 死亡は残念ですが、さっそく切開し
№5がこちらを向いている!
…と、それを見た瞬間、タイトルそのまんまの言葉を心の中で叫んでしまいました(笑) 今月12日に国内初となる脱皮に成功したダイオウグソクムシ№5ですが、脱いだのは後半部のみ(第5胸節以降) 前半分のは脱皮いつ
セノテヅルモヅルの個性か?
おはもづる~! みんな大好きテヅルモヅル(…みんな?) さて。 へんな生きもの研究所ではセノテヅルモヅル(水族館近くの菅島沖で採集)を展示しています。 大きなモヅルと小さなモヅルの2個体を展示していると思わ
リプケアが無性生殖で増えていました
去年2015年の5月2日に偶然へんな生きもの研究所で見つけたリプケア(Lipkea sp.) 2012年の千葉県の博物館の水槽内での発見例に続く、北太平洋で2例目の発見記録となる超絶珍種クラゲです(傘径1.5-2.0cm
脱皮と摂餌行動と付着生物の関係は?
先日脱皮したダイオウグソクムシ№5の2月15日夕方の様子です。 相変わらずシェルターの中で頭を突っ込んだままですが、呼吸は力強いので安心してください。 どうやら脱皮した第5~7胸脚は伸びたままで、まだ動かすことはできない
10 匹目のユミヘリゴカクヒトデのシダムシ
水族館飼育係の枠を超えて現在、研究者の方々と一緒に取り組んでいるのがシダムシの新種記載。 プロジェクトチーム名は「チームシダムシ」(笑) ここでもしつこいぐらい書き込んでいますが、シダムシはヒトデに寄生する