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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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タコ胚の成長

去年の11月に熊野灘水深150mで採集された正体不明のタコの卵ですが、母タコが力尽きたあとも胚の発生は進んでいます。 どの程度成長したか確認してみました。 前回、前々回よりも卵黄がかなり吸収されているのがわかります。 腹

赤ちゃんの成長

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!!今年の抱負は、まだ考え中のなかだです。   昨年に紹介した人工哺育で育ったスナメリの赤ちゃんですが、嬉しいことに、皆様も見ることができる水槽(メインプール

頑張れカメレオン!人目を浴びるその日まで…

現在カメレオン展示水槽には1個体のエボシカメレオンが入っていますが…もう少し増やしたい。ということで、現在新たに4個体のエボシカメレオンが追加されました。といっても今展示に出しているわけではなく、裏で密かに訓練を受けてい

採集♫採集♫

こんにちは! 今年の冬は霜焼けがまだ出来ておらずハッピーな、いそぴーです(^^)   さて、今年は元旦から「クラゲ採集」に行ってきました。採集にいくのは初めてだったので かなりルンルン気分で出発!たかむらさんに

お店ではコンフサの名前で出ています

サンゴ水槽の彩りを増やそうと、先日、新たなサンゴを取扱い業者に発注しました。 業者から送られてくる商品リストの中で目が留まったのがコンフサコモンサンゴ。初めて目にする名前です。 コモンサンゴの仲間でしょうが、コンフサって

トレーニングのススメ!その①

皆様こんにちは、ともちゃんです。 記念すべき第1回目のトレーニングのススメ!は「トレーニングを始める前に」   トレーニングと言って皆さんが思い描くものはなんですか? ちなみにググってみると「訓練。練習」とあり

パラオオウムガイの交接を初確認

現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもので

未来のエース

こんにちは!まなべです! 突然なんですが、僕は入社してから水族館のバックヤードに置いてあるこれがずっと気になっていました。 これはいつ、なにに使われていたものかわかりませんが、アシカの仲間、オタリア(オス)の銅像です。

ミナミゴカクヒトデの長い管足

昨年11月に調査開始以来初となるミナミゴカクヒトデ Paragonaster ctenipes を尾鷲沖水深150mで採集しました。 ひとまず安定していて、現在もへんな生きもの研究所でひそかに飼育中。 以前の飼育日記でも

マナティーのいいところ。③

とうとう3回目となりました「マナティーのいいところ。」、最後の1つは・・・ 「まばたき」!! 今回はマナティーのこのちいさなちいさな目に注目です。 さて、わたしたち人間やほとんどの動物は上のまぶたと下のまぶたをあわせて、

with T(タコ)

マダコの右の第3腕は交接腕(生殖用の腕)で、その先端は吸盤がなく、シワの並んだ特殊な形(舌状片)になっています(矢印) オスはこの腕をメスに伸ばして精莢(精子)をメスに渡すのですが、舌状片に精莢を乗せてメスに渡しているの

朝になるとパラオクサビライシは…

ども!寒い日が続いていますね。 こんな時は、あったか~いサンゴ礁の海にすむ生きもののお話をしましょう!笑 主人公は【パラオクサビライシ】 直径10センチほどの円盤の形をした、こうみえても一応サンゴの仲間です。 暖かい南の