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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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泥岩から見つかった正体不明の二枚貝

昨年9月に熊野灘の沖合底曳き網採集で、水深200-500mあたりから泥岩を採集しました。 今、へんな生きもの研究所の水槽内でオオグソクムシの隠れ家などに使用していますが、なかなか良い感じ。 この泥岩に小さなコケムシやイソ

これがほんとの自分磨き。

少し寒さが和らぎましたね。でもなかなか和らがないコロナ・・・ 少しでも皆さんの心が紛れればとおもうこの頃です。 さて今日の主役はアフリカマナティーの「みらい」。彼女はいろいろな表情を見せてくれます。 ある朝のこと。見回り

見たことない景色を見に行こう。

  皆さんこんにちは、ともちゃんです。 飼育日記で何度か話題にしてきた「ポウちゃんの体重」の話。 ドンドン増えています。笑 これは去年の2月16日の体重↓   そして今年の1月10日の体重↓ すでに去

オオベソオウムガイ№63が広い空間に

去年の8月1日に孵化したオオベソオウムガイ№63 今回、孵化後160日経過したタイミングで広い空間に出すことにしました。 これまでは卵水槽の中に浮かべたプラスチック製の隔離ケース内でしたが、卵の孵化に適した水温(23℃)

備えあれば憂いなし。

  皆さんこんにちは、ともちゃんです。 寒さが一段と厳しくなってきました。 今年も両足かかとの霜焼けさん、お世話になりますm(__)mともちゃんです。   さてさて、寒さが厳しくなってきたという事は、

カガミモチウニ・帰ってきたジャンボちゃん

本日は「鏡開き」なのでカガミモチウニの話題です。   お正月に別の水槽で飼育していたメスのカガミモチウニを展示水槽に戻しました。 実は、このメスは行動観察のためオスと一緒に昨年1月から別の水槽で飼育していました

Let’s! Shaping!!

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   昨年の今頃の時期に、セイウチたちに「水中に潜る」という行動を教えていました。 ↓は水中の写真です。 「潜ること」を伝えること自体は、それほど難しくなく、何回かトライすると

パラオオウムガイが交接していました

先日の火曜日、給餌直後に珍しく私の目の前でパラオオウムガイが交接しはじめました。 交接を確認するのは久しぶりです。 ※オウムガイ類の精子は20㎝以上あるヒモのような精莢(せいきょう)の中に入っていて、オスのオウムガイはそ

熊野灘で採集したトゲヨコエビ属の一種

去年の11月に予備水槽で見つけた種類不明のヨコエビの近況です。 このヨコエビは熊野灘の沖合底曳き網で採集したクマサカガイの貝殻の中に隠れていました。 発見した当初は種類不明でしたが、研究者の方からトゲヨコエビ属Lilje

水族館前の海を見てみよう その1

鳥羽水族館の目の前には海が広がっています。 『わぁ~海だぁ!』と楽しそうに窓辺に駆け寄るお客様を時々お見かけします。 海って見ているだけでワクワクしますよね。 ここ水族館前の海では、スナメリをはじめ様々な生きものたちを見

飼育歴30年!

今回は当館で長期飼育中のヒゲツノザメ(♀)を紹介します。 彼女が入館したのは1990年12月29日。 そうです、昨年末についに飼育歴30年を迎えたのです! この記録は国内の飼育ヒゲツノザメとしては最長で、今も毎日、記録を

君が君であるために。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。 寒さが厳しくなってきましたね。 セイウチたちにエサをあげる時に、彼らのヒゲが手に刺さって刺さって… それでも彼らの口内に手を入れると暖かくて暖かくて… どんなに