先日の日曜日は紀伊長島の甚昇丸さんに乗船させていただき、恒例の沖合底曳き網採集でした。この採集は展示生物の収集と熊野灘の生物相調査を兼ねています。今回は和歌山県の新宮沖~! 深海底曳き網で採集されるヒトデ類の中で毎回採集
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ヤマトトックリウミグモが摂餌
7月30日の飼育日記でヤマトトックリウミグモの摂餌シーンを6年ぶりに目撃したと紹介しましたが(6年前とは別の個体です)、今朝もそのウミグモがイソギンチャクを食べている(と思われる行動)に遭遇しました。 この個体はかなり状
深海生物好きの男の子
当館では週2回ある給餌の際、オウムガイをプラスチック製のザルに隔離します。これは餌の奪い合いの防止と個々の摂餌量を把握するためですが、この間は泳ぐオウムガイの姿をご覧いただくことができません。 先日、食べ終わった個体をそ
ピンクのカンムリヒトデスイクチムシ
先日紹介したカンムリヒトデスイクチムシの続きです。 胃の中から出てきた8匹の内、3匹は淡いピンク色で、どうやらこれは若い個体のようです。 ピンクの個体は赤褐色の個体に重なろうとします。 赤褐色個体の背面に乗ったピンク個体
オオベソオウムガイM63の近況
先月1日に孵化したオオベソオウムガイの赤ちゃんM63はようやく40日を経過。 今、順調に成長しています。 ほぼ10日毎に記録写真を撮っていますが、今回は孵化翌日と19日後、41日後の姿を同比率で並べて紹介します。 いかが
カンムリヒトデからシダムシ!
実は、前回のカンムリヒトデの話には続きがありまして… 自切したカンムリヒトデの腕の付け根を確認していたら、何やら目に留まるものがあったのです。 大きさは1㎝弱ぐらい。初めはヒトデの内臓の一部?かと思いましたが… …こ、こ
カンムリヒトデからスイクチムシが8匹…
へんな生きもの研究所で2年3ヶ月ほど飼育していたカンムリヒトデが死亡しました。このヒトデは私にたくさんの研究へのアイデアを与えてくれたかけがえのない存在だったので、残念です…(ちなみに2年以上の飼育は当館最長でした)。
ガラスのツリーと星のオーナメント
サンゴ水槽の岩陰に以前から気になる生きもの?がいます。長さ2-3㎝ほどで、手触りは割と柔らかく、指で触ると簡単に曲がります。 根元を見ると、どうやらカイメンの仲間のようですね(種類は不明) 今回、確認のため、初めて顕微鏡