展示生物の話題ではありませんが、昨日、偶然出会った多毛類(ゴカイの仲間)がなかなか美しかったので紹介します。 この多毛類はタカアシガニのエラの中に隠れていました(タカアシガニに対して悪さをする存在ではないようです)。体長
カテゴリー: 08 無脊椎動物
テナガオオホモラが入館しました
いつもお世話になっている紀伊長島の沖合底曳き網漁船 甚昇丸さんから「テナガオオホモラが獲れたので活かしてあるよ」と連絡が入りました。さっそく、昨日、紀伊長島港まで受け取りに行ってきました(鳥羽から紀伊長島まではトラックで
正体不明トゲトゲの二枚貝
当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)。この数をキープするのはなかなか大変なので、知らないうちに紛れ込んだニューフェイスを見つけると嬉しくなります。 先月の飼育日記で紹介した「正体不明の二枚貝」もそん
ニョロっと ニュルっと ヒメアカムシ
先日紹介したセグロイソメ科の一種は、ヒメアカムシOenone fulgidaだと 海外の多毛類の研究者さんから教えていただきました。ありがとうございます。ちなみに熱帯魚のエサに使うアカムシはユスリカの幼虫で、このヒメアカ
キンチャクガニ・利き手とエサの食べ方
まずは事の顛末のおさらいから。 ➀へんな生きもの研究所でイソギンチャク消失事件が起こる。メスの右ハサミには辛うじてイソギンチャクが1つ残っていたが、オスはなぜか左のハサミ脚にサカサクラゲのエフィラ幼生を持っていた。 ➁オ

新旧コンペイトウ対決
皆さん、こんにちは。にしおかです。実はへんな生きもの研究所に、コンペイトウという名前を持つ生きものが新たに増えました。今回はその生きものを紹介したいと思います。 コンペイトウウミウシ Halgerda carlsoni
イボハタゴイソギンチャクが産卵!
さて。 昨晩、私は宿直でした。水族館にお泊まりです。 で、いつものように館内を見回り開始。まず初めは、サンゴ水槽。 何気なく、そう、ホント何の気無しにのぞいたんです。すると、目の前を横切る、フワフワ漂う粒々。 え?これっ
スマイル!セグロイソメ
今回紹介する生きものはへんな生きもの研究所のアパート水槽(ショウグンエビの水槽)の石の下に隠れているセグロイソメの一種です。 食事の時だけ姿を現すので、普段はほとんど見ることができませんが、なかなかかわいい顔をしているの