ウミグモの頭部には4対の付属肢があります。 ➀餌などをはさむための鋏脚 ➁触角の役割をする触肢 ➂卵を保護したり体のグルーミングに使う担卵肢 ④歩くための第1脚。…いや、どうして歩脚が頭から生えるのか(笑) その1番目の
カテゴリー: 08 無脊椎動物
泥岩から見つかった正体不明の二枚貝
昨年9月に熊野灘の沖合底曳き網採集で、水深200-500mあたりから泥岩を採集しました。 今、へんな生きもの研究所の水槽内でオオグソクムシの隠れ家などに使用していますが、なかなか良い感じ。 この泥岩に小さなコケムシやイソ
オオベソオウムガイ№63が広い空間に
去年の8月1日に孵化したオオベソオウムガイ№63 今回、孵化後160日経過したタイミングで広い空間に出すことにしました。 これまでは卵水槽の中に浮かべたプラスチック製の隔離ケース内でしたが、卵の孵化に適した水温(23℃)
カガミモチウニ・帰ってきたジャンボちゃん
本日は「鏡開き」なのでカガミモチウニの話題です。 お正月に別の水槽で飼育していたメスのカガミモチウニを展示水槽に戻しました。 実は、このメスは行動観察のためオスと一緒に昨年1月から別の水槽で飼育していました
パラオオウムガイが交接していました
先日の火曜日、給餌直後に珍しく私の目の前でパラオオウムガイが交接しはじめました。 交接を確認するのは久しぶりです。 ※オウムガイ類の精子は20㎝以上あるヒモのような精莢(せいきょう)の中に入っていて、オスのオウムガイはそ
熊野灘で採集したトゲヨコエビ属の一種
去年の11月に予備水槽で見つけた種類不明のヨコエビの近況です。 このヨコエビは熊野灘の沖合底曳き網で採集したクマサカガイの貝殻の中に隠れていました。 発見した当初は種類不明でしたが、研究者の方からトゲヨコエビ属Lilje
水族館前の海を見てみよう その1
鳥羽水族館の目の前には海が広がっています。 『わぁ~海だぁ!』と楽しそうに窓辺に駆け寄るお客様を時々お見かけします。 海って見ているだけでワクワクしますよね。 ここ水族館前の海では、スナメリをはじめ様々な生きものたちを見
オオベソオウムガイ№63
昨年末(12月29日)に孵化後150日齢を迎えたオオベソオウムガイ№63 順調に成長して孵化から58mm大きくなりました(殻の外周) 角度ならざっと140°ほど。 今回、以前飼育していた(今はいません)ほぼ同じ日齢のオウ