先週の金曜日(22日)に左右のイソギンチャクを紛失し、代わりに左にサカサクラゲのエフィラをつかんだキンチャクガニの個体B(オス) 3日後、個体A(メス)からイソギンチャクを強奪(疑惑)ひとまずこれで両手がふさがったかと一
カテゴリー: 08 無脊椎動物
奪われた?イソギンチャク
先日の金曜日、へんな生きもの研究所のキンチャクガニが持っていたイソギンチャクが無くなったとお伝えしました。 2匹のキンチャクガニのうち(個体A・メス)の方はイソギンチャクが1つだけ残っていたけれど、(個体B・オス)の方は
深海のベニアツフジツボ
冬の早朝、自宅玄関から富士山が見えることがあります(直線距離で200km先)。毎朝の楽しみです。 さて。 そんな富士山に似た姿をした海の生物が「フジツボ」です。 去年の9月、熊野灘の沖合底引き網採集で水深2
イボベッコウタマガイ
久しぶりにイボベッコウタマガイが入館しました。 前回の入館は2012年11月だったので、およそ8年ぶりです。 ウミウシに似ていますが、厳密にはウミウシの仲間ではなく巻き貝の一種になります。(貝殻は体の中に隠れて外から見る
クラゲの幼生を持ったキンチャクガニの行動
先日書き込んだように、キンチャクガニはハサミ脚にイソギンチャクを持ち、敵への威嚇・防御に使います。 通常、両方のハサミ脚でイソギンチャクを持つので、こんな感じに両方を振り上げる防御態勢をとります。 ところが、何らかの理由
キンチャクガニのイソギンチャクが!
キンチャクガニはハサミ脚にイソギンチャクを挟む習性が有名です。このイソギンチャクは食事の時も離すことはなく、餌はハサミではなく脚を使って食べます。イソギンチャクは防御のための武器に利用すると考えられています。 さて、へん
ようやくレアキャラとご対面!
やっとアサヒガニに遭遇できました! 一年越しです! アサヒガニは、普段砂の中に隠れて生活していて、実は職員でもなかなか遭遇できないほどの隠れっぷり。 2019年に入館して以来、あまりに誰も見かけていなかったので、本当にい
サメハダヤドカリとソメンヤドカリ
先日、漁師さんから見慣れない「サメハダヤドカリ」をいただきました。 少し気になったので、水族館の10周年記念誌から60周年記念誌まで引っ張りだして、これまでの飼育動物をざっと調べてみましたが、当館のサメハダヤドカリの搬入
オオベソオウムガイの触手
よくクイズの問題にするのですが 『タコは8本、イカは10本。それではオウムガイの腕は何本?』 この答、皆さんご存知でしょうか? 答えは「オスが66本、メスが90本(個体差あり)」です。 普段よく目にするウネウネと動く細い