前回、ヒョウモンダコの紋次郎たちがオスだと紹介しましたが、なぜオスだとわかったかのかと言えば、それは「交接腕」があったからなのですね。 ほとんどのタコは右側第3腕がメスに精子を渡すために使う交接腕になっていて、その先端に
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ヒョウモンダコの紋次郎
へんな生きもの研究所で去年の11月からヒョウモンダコを飼育しています(テンプライソギンチャク水槽にて)。 当時、先に入居していた個体(仮にヒョウちゃんという名前にしておきます)と志摩半島からやって来た個体(こちらは紋次郎
オオベソオウムガイ・孵化後200日を迎えました
オオベソオウムガイの赤ちゃんM63は2月17日で孵化後200日を迎えます。 今も継続して10日毎に記録写真を撮っていますが、今回は孵化直後と先日撮影した画像を同比率で重ねてみました。 孵化の際に生じた黒いスジが目印になっ
ステイホーム・ミノイソメ
展示生物の話題ではありませんが、昨日、偶然出会った多毛類(ゴカイの仲間)がなかなか美しかったので紹介します。 この多毛類はタカアシガニのエラの中に隠れていました(タカアシガニに対して悪さをする存在ではないようです)。体長
テナガオオホモラが入館しました
いつもお世話になっている紀伊長島の沖合底曳き網漁船 甚昇丸さんから「テナガオオホモラが獲れたので活かしてあるよ」と連絡が入りました。さっそく、昨日、紀伊長島港まで受け取りに行ってきました(鳥羽から紀伊長島まではトラックで
正体不明トゲトゲの二枚貝
当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)。この数をキープするのはなかなか大変なので、知らないうちに紛れ込んだニューフェイスを見つけると嬉しくなります。 先月の飼育日記で紹介した「正体不明の二枚貝」もそん
ニョロっと ニュルっと ヒメアカムシ
先日紹介したセグロイソメ科の一種は、ヒメアカムシOenone fulgidaだと 海外の多毛類の研究者さんから教えていただきました。ありがとうございます。ちなみに熱帯魚のエサに使うアカムシはユスリカの幼虫で、このヒメアカ