8年ぶりにテナガオオホモラ Paromola macrochira が入館したとお伝えしましたが、同じ水槽には同属のオオホモラ Paromola japonica もいます。同じホモラの仲間なので、こちらも第4歩脚が上を
カテゴリー: 08 無脊椎動物
オオベソオウムガイ・孵化後200日を迎えました
オオベソオウムガイの赤ちゃんM63は2月17日で孵化後200日を迎えます。 今も継続して10日毎に記録写真を撮っていますが、今回は孵化直後と先日撮影した画像を同比率で重ねてみました。 孵化の際に生じた黒いスジが目印になっ
ステイホーム・ミノイソメ
展示生物の話題ではありませんが、昨日、偶然出会った多毛類(ゴカイの仲間)がなかなか美しかったので紹介します。 この多毛類はタカアシガニのエラの中に隠れていました(タカアシガニに対して悪さをする存在ではないようです)。体長
テナガオオホモラが入館しました
いつもお世話になっている紀伊長島の沖合底曳き網漁船 甚昇丸さんから「テナガオオホモラが獲れたので活かしてあるよ」と連絡が入りました。さっそく、昨日、紀伊長島港まで受け取りに行ってきました(鳥羽から紀伊長島まではトラックで
正体不明トゲトゲの二枚貝
当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)。この数をキープするのはなかなか大変なので、知らないうちに紛れ込んだニューフェイスを見つけると嬉しくなります。 先月の飼育日記で紹介した「正体不明の二枚貝」もそん
ニョロっと ニュルっと ヒメアカムシ
先日紹介したセグロイソメ科の一種は、ヒメアカムシOenone fulgidaだと 海外の多毛類の研究者さんから教えていただきました。ありがとうございます。ちなみに熱帯魚のエサに使うアカムシはユスリカの幼虫で、このヒメアカ
キンチャクガニ・利き手とエサの食べ方
まずは事の顛末のおさらいから。 ➀へんな生きもの研究所でイソギンチャク消失事件が起こる。メスの右ハサミには辛うじてイソギンチャクが1つ残っていたが、オスはなぜか左のハサミ脚にサカサクラゲのエフィラ幼生を持っていた。 ➁オ
新旧コンペイトウ対決
皆さん、こんにちは。にしおかです。実はへんな生きもの研究所に、コンペイトウという名前を持つ生きものが新たに増えました。今回はその生きものを紹介したいと思います。 コンペイトウウミウシ Halgerda carlsoni