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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

マヂカルイシラブリー

先日のコマチコシオリエビの投稿で、何がどういう状態になっているのか全くわかりません…と意見を頂きましたが、本日もさらに何だかわからないカニ(笑)を紹介します。

今回紹介するのは…へんな生きもの研究所にデビューしたカルイシガニです。アパート水槽アロークラブと同居しています。

はい、こんな感じです↓

カルイシガニは温帯から熱帯の岩礁やサンゴ礁域に生息するカニで、その名の通り軽石に似た姿をしています。

今回紹介する個体はまだ小さく、私の人差し指の先ほどの大きさしかありません。

見た目、まんま軽石ですが、よく見るとカワイイ顔をしているんですよ。

こちらが正面向いたところ。

拡大して初めて気が付いたのですが、本種の複眼はよく見ると表面に複数の線条(光の帯)が出現して星模様になっていますね。

スタールビー(宝石)などで見られるスター効果(星彩効果)と同じ仕組みによるものだと思います(たぶん)。

普段はほぼ軽石状態で、あまり大きな動きは見せてくれませんが、餌を抱え込んで食べる姿はなかなか萌えます(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】

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