先日入館したダイオウグソクムシ№31は体長が35cmもある大きなオスで、既に性成熟に達していました。 この№31のように性成熟に達したオスは第2腹肢の内側にメスに精子を挿入するための器官(交尾針)を持ちます。 未成熟個体
カテゴリー: 08 無脊椎動物
カガミモチウニの行動観察
カガミモチウニはメスの上にオスが乗る習性を持つ深海のウニです。自然界では水深300mあたりで海底に沈んだ木を食べて暮らしています。 2匹が重なるのはおそらく繁殖に関係する行動だと思われますが、一体どれぐらいの期間、重なり
ミノヒラムシ展示しました
当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)。この数をキープするのはなかなか大変なので、知らないうちに紛れ込んだニューフェイスを見つけると嬉しくなります。 スルーしがちな地味な普通種でもスターの原石かもしれ
カガミモチウニ 2回目の休憩
カガミモチウニはメスの上にオスが乗る興味深い習性を持つ深海のウニで、自然界では水深300mあたりで海底に沈んだ木を食べて暮らしています。 2匹が重なるのはおそらく繁殖に関係する行動だと予想していますが、一体どれぐらいの期
ダイオウグソクムシが入館しました
みんな大好きダイオウグソクムシ!昨日、久しぶりに(1年4ヶ月ぶり)2匹のダイオウグソクムシが仲間入りしました。 まずは№31(全長35㎝ 体重1590g)。 かなり大きい…余りの迫力に軽く興奮しましたよ。 第2腹肢の内側
捨てられたヒメヤドカリスナギンチャク
熊野灘の沖合底引き網で採集されるヒメヤドカリスナギンチャクは、2019年に新種記載されたヤドカリスナギンチャクEpizoanthus xenomorphoideusに比べると小型で、群体の幅は2-3㎝ほどしかありません(
オオグソクムシ摂餌中
今日はへんな生きもの研究所の給餌日でしたが、先日入館したばかりのメスのオオグソクムシはすぐに反応してキビナゴを食べ始めました。海からやってきたばかりの個体は比較的活発に餌を食べますね。 オオグソクムシの仲間(Bathyn