カガミモチウニのペアに単独オスが近づくと、ペアのオスは単独オスを押し出そうとします。これはメスを巡るオス間の闘争だと思われます。 それでは、単独メスはどんな行動をとるのか?気になったので検証です。 下画像の赤メスは現在、
カテゴリー: 08 無脊椎動物
3連結のアメリカカブトガニ
先日、3連結になったアメリカカブトガニを確認しました。 普段はメス、オスの2連結になっている事が多いアメリカカブトガニですが、この時はあぶれオスが勘違いしたのか、すでにメスとペアになっているオスの背後を思わずつかんでしま
イッスンボウシウロコムシの行動
3月に新種デビューしたばかりのイッスンボウシウロコムシ。メスの背中に小さなオス(矮雄)が乗る興味深い生態が明らかになりました。 複数種のヤドカリやクマサカガイ(巻き貝)と共生関係にあり、貝殻の中から見つかりますが、特にジ
チヂミトサカをいただきました
いつもお世話になっている菅島の漁師さん(幸進丸)からチヂミトサカの仲間をいただきました。 ひとまず予備水槽に収容しましたが、近いうちに展示水槽に出す予定です。 結構立派な個体がいくつかあり、ポリプが開けば満開のサクラのよ
オオベソオウムガイM63の近況
昨年8月1日に孵化したオオベソオウムガイM63は孵化後250日を経過しました。ちなみに、これまでに鳥羽水族館で孵化したオオベソオウムガイの最長飼育日数は1318日(これは世界最長記録です)なので、まだまだ先は長いですね。
スナギンチャクの上にイソギンチャクが…
ジンゴロウヤドカリの青い瞳に吸い込まれそうです。 深海に棲むジンゴロウヤドカリのほとんどの個体は、ヒメキンカライソギンチャクを貝殻に付着させています。 でも、中にはイソギンチャクを背負っていない個体もいて、そんな個体の貝
タッチング水槽のマダコが産卵
先日、小学生とおぼしきお客さまから「タッチング水槽のタコが卵を守っているから避難させてあげて下さい」と連絡が入りました。 見ると、確かに水槽の中に入れた塩ビパイプの中でメスのマダコが卵を守っています。 ご飯粒のように見え
乗っかるウロコイトヒキヤドカリ
先日紹介したウロコイトヒキヤドカリの続きです。 某水族館さんの解説文で本種は「逃げ足は速く、指などでつつくと一目散に走りだす。」などと紹介されていました。 当館では逃げ足の速さについて検証していませんが、確かに他のヤドカ