去年9月の沖合底曳き網採集で、水深200-500mあたりから採集した泥岩をオオグソクムシの隠れ家(シェルター)に使用しています。元々、彼らは堆積した泥などに穴を掘ってその中に潜む習性があるのでこのような環境が落ち着くようです。
さて、この泥岩の表面に高さ7-8㎜ほどの小さなイソギンチャクがいることに気が付いたのですが、これがとても珍しい種類である可能性がありそうで…(複数種いるかも)現在、飼育・観察を続けています。
そんなオオグソクムシとイソギンチャクですが、今日は珍しい?光景を目撃しました。
何と!イソギンチャクが泥岩から離れて、オオグソクムシの“鼻先”(頭楯)に引っ越しているじゃないですか!なんでこんなとこについとんねんw
オオグソクムシも困り顔~。知らんけど。
【飼育研究部 森滝丈也】