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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

サメのようでサメでない

サメのようでサメでない

みなさんこんにちは!

初めて飼育日記を書きます「わかさま」と申します。

温かい目で読んでいただけたら幸いです。

 

今回はチョウザメのお話をします。

チョウザメは、Cゾーン「古代の海」の奥、左側の水槽にいます。

名前に「サメ」とは付きますが、サメの仲間ではありません。

色々と違いはあるのですが、今回は口・歯に注目してみましょう。

 

サメは鋭い歯を持っています。

一方チョウザメは歯がありません。

噛まれても痛くありません。

 

チョウザメがどのようにエサを食べているかというと、

このように口を伸ばして、吸い込んでいるのです。

なかなかの勢いで口が飛び出してエサが吸い込まれていきます。

噛まれても痛くないとは言いましたが、この勢いで来られたら突き指はするかもしれません…。

 

エサをあげて10分ほどたつと、

このようにきれいさっぱり。完食です。

 

今回は口・歯に注目しましたが、チョウザメについてもっと知りたい!という方に朗報です。

現在、開館70周年を記念して「毎日解説!飼育係の生きものトーク」を行っており、

下記の日時・場所でチョウザメのお話をします。

日時:2025年12月13日(土)11時30分

場所:Cゾーン 古代の海 チョウザメ水槽前

ご興味ある方、お時間のある方、ぜひお越しください!

 

【飼育研究部 わかさま】

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