今日はへんな生きもの研究所の給餌日でしたが、先日入館したばかりのメスのオオグソクムシはすぐに反応してキビナゴを食べ始めました。海からやってきたばかりの個体は比較的活発に餌を食べますね。
オオグソクムシの仲間(Bathynomus属)は世界中の深海から20種ほどが知られていますが、日本近海に分布するこのオオグソクムシBathynomus doederleini が一番美人さんに見えます。
大きな黒目とツンと尖った小さな鼻(正しくは額葉)がキュートですね。
こちらはメキシコ湾に生息するダイオウグソクムシBathynomus giganteus (24号・メス)。残念ながら今回は餌を食べませんでしたが、オオグソクムシと比較できるよう画像を載せておきます。
皆さんはどちらがお気に入りでしょうか?
【飼育研究部 森滝丈也】