熊野灘の水深200mで採集した謎生物「カニのヒゲボンボン(仮称)」。この生物は等脚目アミヤドリムシ類の一種で、ヒメエンコウガニの第1触角に寄生しています。カニの触手につかまり、体液を吸っています。 それにしても等脚目(ダ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
キツネノオ?が生えてきた
飼育生物ではありませんが、今、私が気になっている隠れキャラがこちら。 シーグラス水槽に(勝手に)生えてきた緑藻類です(キツネノオ属でしょうか)。底砂の中から表面に向かって伸びてきて、ちょうど顔を出したところです。ガラス面
カニのヒゲボンボン成長中!
6月に熊野灘の水深200mで採集した謎生物「カニのヒゲボンボン(仮称)」。この生物はアミヤドリムシ類の一種で、ヒメエンコウガニの第1触角に寄生しています。非常に珍しい種類(未記載種である可能性が高い)のよう
少し腹が減ってきたか?
画像は今年の3月2日に熊野灘の沖合底曳き網で採集したウオノシラミ属の一種です。 種類は不明ですが、金粉をまぶしたような姿が魅力的です。 ウオノシラミの仲間は一時寄生性で、魚の体表に取り付いて体液を吸い、満腹になると魚体か
ウミグモのグルーミング!
ウミグモは頭部から4対の脚(1-4)が生えています(胸部には3対、5-7)。 ※腹面から撮影3番目の脚は担卵肢(タンランシ)と呼ばれ、オスがメスから受け取った卵塊を保護する役割があります。 その為、メスは担卵肢を持たない
リュウキュウスガモの花が咲きました
人魚の海ゾーンにあるシーグラス水槽でリュウキュウスガモの花が咲きはじめました。 リュウキュウスガモはアマモなどと同じ海草の一種で、水中で可憐な花を咲かせます。当館のシーグラス水槽では初めて開花した2007年から2015年